悪いことをしたら、叩いてでも分からせた方がいい? 「叩くしつけ」に賛否両論の声
育児には“叩くしつけ”も必要…?
相談者は、1歳の娘を育てる30代の専業主婦。最近彼女の娘はおもちゃを無闇に放り投げるそうで、先日義実家を訪れた際もおもちゃを投げまくっていました。そこで相談者は、「人に当たったら痛いでしょ?」「おもちゃが『痛い!』って言ってるよ。大事にしてあげようね」と子どもに注意。するとその一部始終を見ていた義母から、「そんなしつけでは効果がない」「時には叩くことも必要」と指摘されてしまったそうです。
とはいえ、幼い我が子を叩くのに抵抗を感じる相談者。「悪いことをしたら、叩いてでも分からせた方がいいのでしょうか」とネット上に悩みを打ち明けたところ、「叩くべきではない」「義母の言い分は分かるかも」といった賛否両論の意見が飛び交いました。
まず義母の育児法に異論を唱える人からは、「1歳でしょ? 普通は叩かない。物を投げるのも元気な証拠」「叩く育児は“自分より力のない者を叩いてもいい”と教えているだけ」「物を投げるのも成長のうち。色々な経験を経て物事を理解していくので、今は何の注意もいらないと思う」などの意見が続出していました。
「私も1歳の娘を叩いたことがあります」と語る女性からは、「今度は娘の方がお友達や私を叩くようになってしまった」というコメントが。
一方、中には義母の育児論を“良し”とする声もありました。「1歳の子どもに口で注意しても理解できない。お姑さんの子育て法は正しいと思う」「毎回叩くのはダメだけど、お姑さんの言う通り“時には”叩くことも必要」と“叩くしつけ”に賛同する人も少なくありません。
育児経験者たちのリアルな本音
“叩くしつけ”については、人によって様々な見解がある模様。子ども支援専門の国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、2017年に国内2万人に対し、しつけに関する意識・実態調査を実施。
調査によると、約6割の回答者が“叩くしつけ”に肯定的であることが明らかになっています。
同調査では、“叩くしつけは必要”と考える理由についてもアンケートを実施。すると上位には、「口で言うだけでは、子どもが理解しないから」「その場ですぐに問題行動をやめさせるため」「痛みを伴う方が子どもも理解すると思うから」といった回答が並びました。ちなみに“しつけの一環として子どもを叩いたことがある親”は、7割以上を占めているそうです。
あなたは、育児に“叩くしつけ”は必要だと思いますか?
文/藤江由美
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