【クイズ】セーラー服の襟はどうして大きいの? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(39)

「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第39回目をお送りします。
◇ ◇ ◇
セーラー服の大きな襟は何のためにある?
女子中・高校生の代名詞となっているセーラー服のルーツが、今から150年ほど前に制定されたイギリスの水兵服であることはよく知られている。では、セーラー服にも水兵の服にもついている大きな角襟は何のためにあるか、ご存じだろうか。
その昔、水兵は髪を伸ばしっぱなしにしてうしろで結んでいた。当時はめったにシャワーなど浴びられないし、船の上ともなれば水は貴重品。髪も体も汚れ放題だった。汚れた長髪で服の背が傷むのを避けるためスカーフを当てていたが、それがやがて大きな角襟になった。シャンプーに余念のない現代の女子高校生が聞いたら、悲鳴を上げそうな話である。
しかし、大きな角襟は便利で、両手で襟をつまんで頭のうしろに立てると、強風の中でも号令がよく聞き取れた。また、海に落ちた水兵がいると襟をつかんでボートに引っ張り上げたという。
セーラー服が一般にも着られるようになったのは、19世紀のこと。イギリス王室のエドワード王子が、海軍からもらったセーラー服をお気に入りだったことから、最初は男の子の服として広まった。
監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)
Information
頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学
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子どもを持つ親たちに、そして、おじいちゃんやおばあちゃんにもぜひ読んでほしい「教養系雑学」。本書は読んで面白い雑学を「教科別」にわかりやすく収録。
本書で知った雑学を、子どもや孫との会話における「隠しネタ」にしてみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、その話を聞いた子自身の「好奇心」をも刺激するはずです!
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監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。
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