ダックスフントと書けなくて…“ホットドッグ”の驚きの由来!

手軽に作れて片手でも食べることができる“ホットドッグ”。
子どもから大人まで慣れ親しんだ、ファーストフードの定番メニューですよね。
ところで“ホット”は理解できても、なぜ“ドッグ=犬”なのでしょうか?
“ホットドッグ”と“ホットダックスフント”だった?
2月8日放送の「チコちゃんに叱られる!」(NHK)では、なぜホット“ドッグ”と呼ばれるのか由来が詳しく紹介されています。
冒頭で番組キャラクター・チコちゃんが示した答えは、なんと「実はダックスフントだったけど、つづりが分からずドッグと書いてしまったから」というものでした。
筑波学院大学・学長の大島愼子先生によると、ホットドッグに使われているのはドイツ発祥の「フランクフルター」と呼ばれる長いソーセージ。
フランクフルターがアメリカに伝えられると、1860年ごろにはドイツ人が温めて売りはじめたそうです。
手で持つと熱いのでパンに挟んで販売したことが、ホットドッグ誕生のきっかけになったのだとか。
続いて「ホットドッグ」の名づけ親として紹介されたのが、スポーツ漫画家のタッド・ドーガンでした。
“たぶんこうだったんじゃないか”という再現VTRで、ある日アメリカの野球場を訪れたタッドは「ダックスフントソーセージ」が売られているのを目撃。
フランクフルターの茶色い見た目と細長い形状から、犬のダックスフントに見立てた別名で呼ばれていたのです。
そこでタッドはダックスフントソーセージが販売される様子を、新聞の漫画にしようと思い立ちました。
ところがイラストは描き終えたものの、“Dachshund(ダックスフント)”のつづりが分かりません。
当てずっぽうで書くわけにもいかず、タッドは「HOT DOG」と書いてしまいます。
そんな漫画が新聞に掲載されたため、「ホットドッグ」と広く呼ばれるようになったのでした。
“つづりが分からなかった”という予想外の由来でしたが、ネット上には「子どもに聞かれて以来謎だったけどスッキリした!」「確かにダックスフントって英語で書けないかも(笑)」「船っぽい形してるから造船所の“ドック”が訛ったのかとずっと勘違いしてた」「ホットダックスフントよりは言いやすいから結果的に良かったのでは?」といった声が相次いでいます。
日本で食べる“本場”のホットドッグ!?

“ホットドッグの本場”といえばアメリカ。
コーヒーチェーン「タリーズコーヒー」には、2008年からアメリカの球場で頬張るホットドッグをイメージした「ボールパークドッグ」が登場しています。
今年2月22日からは、「ボールパークドッグ ラタトゥーユ&マスカルポーネ」の販売もスタート。
ナスやパプリカなどの具材が入ったラタトゥーユに、マスカルポーネ入りのチーズソースを合わせて春夏向けの味わいに仕上げられました。
また家具量販店「IKEA」内のビストロでは、桜をテーマにした“桜フェア”を4月7日まで展開。
“春を感じる”メニューとして「ピンクデザートプレート」などが用意され、なんとピンク色のパンにソーセージを挟んだ「桜ドッグ」も登場しています。
もちろん通常のホットドッグも販売されているので、食べ比べてみるのも面白そうですよね。
これから迎える春の行楽シーズン。お出かけにホットドッグを持参してみては?
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