【クイズ】ワイシャツの裾の前後はどうして長い? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(43)

「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第43回目をお送りします。
◇ ◇ ◇
ワイシャツの裾の前後が長い理由
ワイシャツの裾は前後とも真ん中だけがペロンと長い。どんなにスーツ姿が素敵でも、あの格好になった途端に間が抜けて見えるので困ってしまう。ワイシャツの裾の不思議な形は、裾がパンツを兼ねていた頃の名残だ。
シャツは上着の下に着るものなので、昔はワイシャツも下着として扱われていた。パンツをはく習慣がなかった当時の人は、ワイシャツの長い裾の前後をボタンでとめて、大事な部分を保護していたのである。
ブリーフやトランクスがようやく普及したのは、1930年代になってから。日本にはふんどしという立派な下着があったが、それまで欧米の男性はノーパンだったのだ。
現代ではブリーフやトランクスをはかない人はいないので、ワイシャツの裾の長い部分はまったく必要ないが、あの形はなぜかそのまま。同じく下着だったTシャツやポロシャツの裾がすっきりと水平なのに、ワイシャツだけあの形というのも謎だ。
しかし考えてみると、ワイシャツが下着を兼ねるというのは、現代ではなかなか経済的かもしれない。洗濯物が1枚減るのだから。
監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)
Information
頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学
子どもに今すぐ話したい、なるほど「知識」が満載!
子どもを持つ親たちに、そして、おじいちゃんやおばあちゃんにもぜひ読んでほしい「教養系雑学」。本書は読んで面白い雑学を「教科別」にわかりやすく収録。
本書で知った雑学を、子どもや孫との会話における「隠しネタ」にしてみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、その話を聞いた子自身の「好奇心」をも刺激するはずです!
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監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。
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