横断歩道の“音響装置”で方角がわかる!? 街で見つけた疑問を徹底追及!

普段何気なく歩いている街のなかにも、ふと感じる“疑問”はたくさん転がっています。
疑問の答えを手繰り寄せてみると、実は“意外な理由”が隠されていることも…。
横断歩道に鳴り響く“2種類の音”の意味
3月9日放送の「ポルポ」(テレビ朝日系)では、タコ型キャラクター・ポルポとマリネが街を散策して感じた“疑問”を徹底追及。
さっそく街角で出会ったのは「車には黄色信号があるのに、なぜ歩行者用信号にはない?」という疑問でした。
日本大学交通システム工学科・安井一彦先生によると、人は車と違い「急に止まることができる」ため黄色信号が必要なかったそう。
続いては横断歩道で鳴り響く、「カッコウ、カッコウ」「ピヨピヨ」という音声について。
なぜ2種類の音響装置が存在しているのか、安井先生は「『カッコウ』は南北を、『ピヨピヨ』は東西と使い分けて方向を分かりやすくしている」と教えてくれました。
また地方によって違いはありますが、方角のほかにカッコウ音は“主道路”、ピヨピヨ音は“従道路”に使われています。
お次は自販機や券売機の“硬貨投入口”が縦・横と混在している理由。
「日本コンラックス」の吉田真一さんは「縦穴の方が買った物が早く出てくる」と答え、「縦穴は硬貨がそのまま転がり落ち、横穴は硬貨を滑らせる経路が必要」と挙げました。
そのため並んだ人を素早く捌く必要がある駅などの場合、縦型硬貨投入口の券売機が多いとのこと。
ファミリーレストランだけでなく家庭料理でもお馴染みの“ハンバーグ”。
実は意外なルーツがあるのをご存知でしたか?
「日本ハンバーグ協会」理事長のバーグマン田形さんによると、「モンゴル系部族のタタール人(13世紀ごろの遊牧騎馬民族)が原型を考えたと言われている」そう。
タタール人は乗れなくなった馬を食料とするため、馬肉を細かく刻んで食べやすくしていたのです。
街中にある疑問の“意外な答え”に視聴者も興味津々で、ネット上には「横断歩道の音の違い、確かに言われてみればという感じ!」「自販機の硬貨投入口、今まで気にしたことなかったけど理屈を考えたら面白いね」「ハンバーグのルーツってアメリカとかドイツのような肉料理好きの国だと思ってた…」といった声が続出しました。
貴重な“地下鉄車両搬入”の瞬間!

街中にある疑問といえば、たびたび挙げられるのが「地下鉄車両の搬入方法」。
地上に顔を出さない地下路線の場合、どのようにしてトンネルに車両を搬入しているのでしょうか。
例えば東京では他路線への乗り入れがない「都営大江戸線」が該当しますが、「東京都交通局」公式サイトで貴重な車両搬入時の動画が公開されています。
大江戸線には地下への搬入口がぽっかり開いた「木場車庫」があり、まずはクレーンで台車(車輪部)から下ろされることに。
続けて車両本体をコの字型の枠を使って固定し、10t以上の車両を吊り下げて慎重に地下へ下ろして台車と結合。
次の車両のため先行車両を移動しなければなりませんが、動力がないためなんと作業員が“手押し”で移動させます。
1編成8両の搬入は4日かけて行われ、最後はモーター車両を動力にして引き上げ線に運ばれていきました。
街には様々な疑問が転がっています。気になる点を見つけたら、じっくり調べてみてくださいね。
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