売り上げ回復のために“道場”を開設!? 「餃子の王将」が実施する2つの企業努力

“餃子”を売りにした中華料理チェーン店「餃子の王将」。
今や老若男女問わず人気を誇る同店ですが、営業時間短縮の影響で一時売り上げを落としていました。
しかし創業50年目にして、過去最高の売り上げを記録。
その背景には、様々な企業努力が存在していたようです。
売り上げ回復の起爆剤となった“道場”って?
今年3月に放送された「ゲンバビト」(TBS系)では、「餃子の王将」に徹底密着。
売り上げをV字回復させた、2つの企業戦略が明かされました。
まず売り上げ回復の起爆剤となったのは、京都の本社にある「王将調理道場」。
「餃子の王将」は全国に730店舗も展開しているため、店によっては味に“バラつき”があったそう。
そこで各店舗の店長がこの道場に集結。
道場長・大藪一郎さん指導のもと、“王将の味”を徹底的に学んでいます。
指導内容は具材の仕込みや料理の下処理、炒め方など実に様々。
ここでの指導は全店舗の味をレベルアップさせ、やがて売り上げ向上に繋がっていきました。
さらに「餃子の王将」の売り上げ回復には、もう1つ秘密が。
これまで同店を訪れるお客さんの割合は、約8割が男性客でした。
しかし京都市に位置する「GYOZA OHSHO」と名づけられたお店では、約6割を女性客が占めています。
実は「餃子の王将」では新たな客層を獲得しようと、ニューコンセプトのお店を出店。
アルファベットで綴られた「GYOZA OHSHO」は全国に6店舗を展開し、お店も白と黒を基調にお洒落な雰囲気を演出しています。
店内にはワインと餃子を堪能する人や、バーカウンターで食事を楽しむ女性の姿が。
心地良い空間づくりが新たな客層を獲得し、売り上げ回復の要因となったのです。
「餃子の王将」が見せた企業努力には、番組視聴者も「テレビ見てたら王将行きたくなってきた」「お洒落王将に行ってみたい!」「大藪さんが言っていた『チャーハンにつけるスープはおまけですか? それとも付加価値ですか?』という言葉が凄く心に響いた」などの反響が上がっていました。
知られざる“王将用語”が面白い!

「餃子の王将」の注目ポイントは他にも。
実は同店の厨房内では、店員同士が変わった用語でやりとりをしています。
その理由は、厨房の効率が良くなるため。
今年3月放送の「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)でも数々の用語がピックアップされ、大衆の注目の的に。
そこでここからは、同番組に登場した“王将用語”をいくつかご紹介しましょう。
まずメニュー名にまつわる用語には、「コーテル(焼き餃子)」「パイハン(ライス)」「ソーパイサイ(野菜炒め)」「ウースーメン(五目そば)」などが。
“王将用語”は基本的に中国語をベースにしていますが、中には「チュウドン(中華丼)」といった普通の略称用語もあります。
さらにメニュー以外にも、「カイカイ(急いで)」「マンマン(ゆっくり)」「ワンラ(売り切れ)」「プヨ(いらない)」「イーコン(全部で)」等の用語を使用。
同店を訪れた際には、ぜひ店員さんの言葉にも注目してみてはいかが?
幅広い世代から愛され続ける「餃子の王将」。これからどのような躍進を遂げるのか、非常に楽しみですね。
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