突入作戦はアドリブだらけ? 元警察官が明かす驚きの“捜査現場”!

映画・ドラマで描かれる、警察による事件現場の捜査。
フィクションとわかっていてもドキドキしますよね。
リアリティを強調した刑事ドラマも増えましたが、実際の捜査現場ではどのようなことが起きているのでしょうか。
“キャリア組”の描写はウソばかり?
3月23日放送の「ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(TBS系)では、刑事ドラマの常識が覆る「禁断のぶっちゃけランキング」を展開。
公安捜査官・SP・特殊部隊といった、本物の元警察官たちが実際の捜査事情を明かしています。
元特殊捜査班刑事の田野重徳さんは、「立てこもり現場」の状況を解説。
実はテレビでよく耳にする、「お前は完全に包囲されている」というセリフは絶対に言ってはいけないそう。
田野さんは「犯人に逃げ場がないことを強く認識されると、突発的に犯人が人質を襲ったり自殺するリスクが高くなる」と説明しました。
「壮絶すぎる突入現場」の実態を明かしたのは、元特殊部隊隊員の田村忠嗣さん。
田村さんによると突入後の細かい作戦は「ほとんどアドリブ」で、隊員が現場の判断で動いた方が上手くいくことが多いとのこと。
なお田村さんはどんな現場でも毎回遺書を書いていたそうで、いかに命懸けの現場であるかが伝わってきます。
元科捜研研究員の雨宮正欣さんは、殺人現場などで採取された髪の毛からDNA鑑定をすることは「まず不可能」と明言。
DNA鑑定を行なうには毛根が必要で、自然に抜け落ちた髪では毛根は死んだ状態になっています。
また取り調べで容疑者から髪の毛を抜くことは「拷問と見なされる」ため、「やってはいけない」と語りました。
「キャリア警察官はイヤな人が多い?」という質問には、ほとんどの元警察官が“ウソ”と回答。
元鉄道警察隊長の澤登真珠枝さんは、「現場で一緒になって貪欲に物事を学び取ろうとする積極的な人が多かった」と言います。
また元駐在員・重岡雅夫さんは、本部長が視察に訪れた際のエピソードを披露。
「困ったことはありませんか」と尋ねられたので“巡回用パトカー”の配備をお願いしたところ、すぐに対応してもらえたとか。
続々と明らかになった捜査現場の実情に、ネット上では「ここまで語っちゃっていいのと思いつつ食い入るように見ちゃった」「刑事ドラマが根底から変わるのでは?」「逆になぜキャリア組が嫌味に描かれるようになったか気になる!」といった声が続出しました。
警察の仕事が疑似体験できる“警察博物館”

なかなか実態を知ることができない“警察の捜査”ですが、東京都中央区にある警察博物館「ポリスミュージアム」は警察官の仕事を疑似体験できる施設。
日本の警察の始まりから現代までの歴史的な資料を展示するなど、「来て、見て、学び、体験できる」博物館です。
館内では子どもたちが興味を持てるよう、アニメーション映像や展示装置などを導入。
たとえば「人と街をともにまもる」コーナーでは、110番通報疑似体験といった体験型コンテンツが楽しめます。
また「事件・事故を解決する力」コーナーでは、警察の仕事を体験型展示で紹介。
指紋採取疑似体験なども用意されているので、ぜひチャレンジしてみてください。
“リアルな現場”を知ることで、刑事ドラマの見方が大きく変わるかもしれませんね。
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