花屋なのに1本も花がない? 花に並々ならぬ愛情を注ぐフラワーアーティストたち

花を用いてフラワーアートを制作する“フラワーアーティスト”。
年々フラワーアーティストは一般的に認知されるようになり、4月7日放送の「情熱大陸」(TBS系)ではフラワーアーティスト・赤井勝さんに密着。
そこで今回は、世界で活躍するフラワーアーティストたちをご紹介していきましょう。
赤井勝さんの活躍ぶりに「まさに“花人”の名にふさわしい」の声
番組のインタビューで「僕はもう“花”になりたいんです」と語った赤井さん。
“花に近づきたい”という想いからまつ毛のエクステンションに挑戦し、奥さんに激怒されたこともあるそうです。
赤井さんの持ち味は、日本の“華道”と西洋の“フラワーアレンジ”を融合させた斬新なスタイル。
自身のことを“花人(かじん)”と称し、常識にとらわれない斬新な作品を次々と生み出してきました。
過去にはその腕前を評価され、ローマ法王ベネディクト16世にブーケを献上したことも。
赤井さんは自身の作品を生み出す一方で、在日の各国大使館夫人たちにフラワーレッスンをおこなっています。
実際に彼のレッスンを受けたコートジボワール駐日大使夫人は、「赤井さんの教えは自分の頭で考えなさい、自分の作りたいものを作りなさい」「それで美しいものができるので最高!」と絶賛していました。
2017年にはフランスに1000本の桜を持ち込み、「ルーブル王宮内パリ装飾美術館La Nef」の舞台を制作。
他にも政府主催のイベント会場や有名ブランドの装花を手掛けつつ、花の魅力や贈り方のテクニックを伝える活動もしています。
赤井さんの幅広い活躍ぶりを見た番組視聴者からは、「赤井さんが創り出す花の世界が素晴らしい」「まさに“花人”の名にふさわしい方…」「テレビで初めて作品を拝見したけど、赤井さんの感性がたまらない!」などの反響が相次いでいました。
バンドマンが世界で活躍するフラワーアーティストに!?

世界で活躍するフラワーアーティストは他にも。
以前放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)では、フラワーアーティスト・東信さんを特集。
東さんは今でこそ海外の美術館やアートギャラリーで作品発表を重ねていますが、もともとはミュージシャンを目指して福岡から上京したそうです。
しかしバンド活動は鳴かず飛ばず状態。
そこで生活費を工面するべく始めたのが、“花屋のバイト”でした。
人に感動を与えられる花屋の仕事に、すぐさまのめり込んだという東さん。
わずか2年で小さな店を任されたものの、余った花を廃棄する現実に頭を悩ませます。
“花の命を無駄にしない花屋はできないか”と悩んだ末、辿りついたのが“フルオーダーメイドの花屋”。
客の注文を受けてから必要な花だけを仕入れ、その人だけの花束を作るという手段をとったのです。
そのため東京・青山にある東さんのお店には、花屋なのに1本も花が置いてありません。
赤井さんや東さんのような花への愛情やこだわりが、世界にも通用する“フラワーアーティスト”を誕生させるのかもしれませんね。
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