ベートーヴェンも知っていた!? 耳を塞いでも音が聞こえる聴覚の不思議

日常生活に欠かせない五感のひとつ「聴覚」。
耳を塞げばもちろん周囲の音は聞こえづらくなりますが、実は耳以外の場所でも人は音を感じられるそうです。
その秘密は、頭蓋骨に直接音を伝える“骨伝導”にありました。
知られざる聴覚の不思議に有田哲平も思わず仰天!?
5月23日放送の「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館」(テレビ朝日系)では、“聴覚”にまつわるハナタカ知識をピックアップ。
“耳栓をしても割り箸を使うだけで音がクリアに聞こえる”という説が紹介され、ネット上では「本当だ! 耳栓してない時と全然変わらない」「何か不思議な感覚」「割り箸でこんなにハッキリ聞こえるとは…」と話題になっています。
実験のやり方はスピーカに割り箸の先端を当て、箸の反対側を口でくわえるだけ。
この時割り箸が唇につかないよう、箸の先端を歯でグッと押さえましょう。
すると骨伝導によって、音がハッキリ聞こえるそうです。
実際に試してみた番組MCの有田哲平さんは、「凄い!」と思わずビックリ。
アナウンサーの柴田阿弥さんは「イヤホンで聴いてるみたい」とコメントし、石原良純さんは「頭の中にステレオの世界があるみたい」と感想を述べていました。
実はこの方法は、かの有名な音楽家・ベートーヴェンも使っていたという話も。
サイエンスクリエイター・北沢善一さんの話によると、ベートーヴェンはタクトをくわえてピアノの振動を拾いながら作曲していたとのこと。
気になる方は、ぜひ人体の不思議を体感してみてはいかが?
耳を塞がずに音楽を楽しめるヘッドホン!?

“骨伝導”を利用すると、こんな面白い商品も登場します。
今年1月に放送された「ドランクドラゴンのバカ売れ研究所」(BS12)には、「株式会社SMV JAPAN」に勤めるYさんが登場。
同社で開発した最新式ヘッドホン「ITSUMO」の性能を紹介してくれました。
「ITSUMO」の最大アピールポイントは、耳を塞がずに音楽が聴けること。
一般的なヘッドホンは耳を塞ぎ、鼓膜を振動させるタイプが主流です。
しかし同商品の場合、振動させるのは鼓膜ではなく“頭蓋骨”。
頭に「ITSUMO」を装着し、骨伝導で直接内耳へ音を伝えていきます。
ちなみにヘッドホンを装着する場所は、頭ならどこでもOK。
そこでドランクドラゴン・塚地武雅さんが、実際に「ITSUMO」を装着してみることに。
Bluetoothで音楽を流した瞬間、塚地さんは「めっちゃ聴こえるんだけど!」「凄い」と思わず感動していました。
骨伝導を利用した「ITSUMO」は、様々なシチュエーションで大活躍します。
例えば耳を塞ぐ必要がないので、自転車に乗りながら装着しても問題なし。
また耐水審査もクリアしているため、ランニングなどの汗をかくシーンでも安心して使えるそう。
おまけに周りの音を遮らないので、車の音や電車のアナウンスなどを聞き逃す心配もありません。
時に画期的な商品を生み出す“人体の不思議”。まだまだ私たちには、知られざる不思議がたくさん隠されていそうですね。
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