子どもに厳しい主人。娘たちの性格に影響が出ているようで悩んでいます【お悩み相談】
お悩み相談
大学2年生と中学3年生になる娘たちがいます。この娘たちに対し、主人はまるで自分の家来のように命令口調で指示をします。
娘たちは小さいときからこのような調子なので怒られることには慣れていて、平気で「いやだ」と言って逆らいます(私は見ていて怖いのですが)。すると主人は「ばか! 死ね! うっとうしい! さっさと消えろ!」と自分の感情をむき出しにして声を荒げて叱ったり、言うことをきかないときは手をあげたり、リビングで寝転んでいる娘たちを何も言わずに足で蹴ることもよくあります。
女の子だからもう少し優しくしてもいいのではと思いますが、自分が幼少の頃厳しくされたそうで、同じように娘たちにも厳しいようです。
主人は子どもの頃、食べたい料理を作ってもらえず、すべて義母の作りたい献立だったといいます。剣道をしたかったけれど防具が高額なので、柔道をさせられたということもあったそうです。ですから、娘たちの習い事にはいい顔はせず、頑張っていても応援しません。バレエを習わせていますが、私が子ども達を洗脳させたと言って批判します。そんな主人に私は幻滅しています。
娘たちは主人と同様、友達や下級生に対して命令調のところがあり、いいように言えばリーダー格。「しっかり者だね」と褒められることもありますが、乱暴な面を感じることがあり、複雑な気持ちです。保護者懇談で、次女は言い方がきついと注意を受けました。
このような親子関係ですが、不思議と娘たちは主人が嫌いではないようで、「パパ~」とくっついていきます。主人も家では厳しいですが、外では娘自慢をしています。他人に見せびらかしたいようで一緒に出かけることは大好きです。
しかし、このままでは娘達の人格形成に影響が出そうで心配でたまりません。いっそのこと離婚して主人と娘たちを離したほうが良いのではと悩んでいます。
専門家のカウンセリングをおすすめします
お悩みを読んでまず「虐待」という言葉が思い浮かびました。自分が厳しくされたから子どもたちにも厳しくする、ということについて全面的に否定はしませんが、時代と逆行しています。
暴力で育った子はまた暴力で支配しようとします。お子さんがご主人を肯定し、学校でそのような対応をしているということは、先々娘さんに子どもができたとき、ご主人と同じように暴力をふるいかねないということです。
ご主人と向き合って、いくら親だからといってもぶったり蹴ったりすることは暴力であり「虐待」であることを理解してもらいましょう。
大変ですがニリチさんがご主人と一緒に児童相談所などに相談するなど、ぜひご夫婦で話をしてください。いくらご主人に直してもらいたいと思っても、ご本人は間違ったことはしていないと思っています。第三者の意見が大事です。
◆回答者プロフィール
Chart(チャート)
民生児童委員を地元で12年経験し、様々なケースを経験。夫婦・離婚問題、不倫、高齢者問題、児童へのDV問題等相談実績多数。2016年1月にはヘルパー2級を取得。デイサービスでの職員経験もあり。
Information
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