ファンデの色に迷ったら暗い色を選択「老けないメイク」(3)
ファンデの試し塗りは「えら」で
ファンデーションを選ぶとき、顔で試し塗りをしていませんか?
35歳以上になると、これが意外な落とし穴になります。
顔は首よりお手入れされていることが多く、メイクで日焼け止めもされています。大人の女性のほとんどは、顔より首のほうがくすんだり日焼けで黒くなっています。
だから、ファンデの色を顔の色だけに合わせると、首との肌色の差で、顔だけ白浮きして厚化粧に見えてしまいます。
【迷ったら暗い色を選ぶ】
ベストの場所は、首と顔の中間くらい。
試し塗りするときは、輪郭から首にかけての「えら」に帯状に塗ってみて、どちらにも違和感がない色を選んでください。
迷ったら暗い色のほうがおすすめです。少々肌が暗くなったとしても、白浮きして老けて見えるよりずっとましですから。
これは、美容部員さんで知らない方も多いです。デパートのコスメカウンターで選んでもらうときは、一度自分の目で確認してください。
ていねいなスキンケアを続ければ、肌の色は明るくなります。同じファンデをリピートする場合でも、必ず「えら」に試し塗りをして、色を確認しましょう。

ファンデーションは“肌に気づかれないように”そっと塗る
メイク講座をやっていてみなさんに思うことは、「自分の肌を粗末にしすぎ」ということ。
肌に何かを塗るとき、グイグイ力を入れてのばしたりこすったりする方が多いのですが、ちょっとした摩擦でも肌の負担になり、くすみや小ジワの原因になります。
リキッドファンデを塗るときは、まず手の甲にとって温めてください。こすらなくてもスルスルと薄くのびるようになります。
塗るときは、力が入らないよう中指と薬指を使いましょう。仕上げは、スポンジでやさしくなじませます。皮膚が動いたら、悲鳴をあげていると思って、「肌に気づかれないくらい、そっとやさしく行う」を覚えておいてください。
これだけで「素肌が半トーン明るくなりました」という方がたくさんいます。
目と口のまわりを薄く塗ると肌全体に透明感が出る
ベースメイクでいちばん多いのは、「どうすれば透明感が出ますか?」という質問です。
答えはとてもシンプル。「目と口のまわりのファンデーションを極薄に塗ること」。肌に、オーガンジーのように透明で薄い膜を張るイメージです。
目元の肌は、まばたきで常に動いています。口元も、おしゃべりしたり、食べたりするのでよく動きます。
ですから、顔全体に均一に塗ると、よく動く目元や口元にはファンデのムラやヨレができやすく「塗りました感」が出てしまいます。
これが透明感を失わせる元凶です。

【ファンデーションを極薄に塗る方法】
ファンデ1回分を手の甲にとったら、中指と薬指で、まずほっぺたとおでこに塗ります。
次は鼻。皮脂が多くてメイクが崩れやすいので、中指だけを使って薄く塗りましょう。鼻筋にのせて左右に広げ、小鼻の脇を軽くなぞります。これで顔の9割方は仕上がっているはずです。
口元と目元は「おまけ」程度。残りのファンデを中指だけにちょんとつけて、そっとさわるくらいで充分です。
これで、ファンデーションを感じさせず素肌が数倍綺麗に見えます。ぜひ毎日やってみてください。
著=福井美余/「身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック」(KADOKAWA)
Information
『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』
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