アイラインは「線」にしない 「老けないメイク」(7)

アイラインの仕事は目を大きく見せることではない
目を印象的に見せるために、アイラインは必ず引きます。
そのとき、目を大きく見せようと思わないでください。
「それがアイラインの仕事じゃないの?」と思いますよね。でも、目を大きく見せようと線を太く描くと、目の上が真っ黒になりがちです。
20代までなら太いアイラインもかわいいのですが、しぼんだまぶたに太い線が入ると不自然だし、厚化粧にしか見えません。かえって目がちんまりして目立たなくなってしまいます。
大人のアイラインの仕事は、まつ毛を濃く見せるために補うこと。たとえ目が小さくても、目の形がくっきりして、印象的になります。この原理を理解すれば、アイラインは格段に上手くなります。
アイラインはまつ毛の間に「置く」
アイライナーはペンシルタイプを使います。リキッドタイプだとぼかしにくく、後でビューラーを使ったときに落ちやすいからです。
引くときのコツは、まつ毛の根元が見えるよう、手でまぶたを引き上げること。まつ毛とまつ毛の間に新しい毛を植えるイメージで、黒い点を「置いて」いきます。「描く」のではなく「置く」と意識して。
「アイライン=線」という先入観は捨ててください。
置くのは、目頭から目尻の1mm外側まで。もともとまつ毛がない部分には描きません。
目頭から目尻まで点々を置き終わったら、引き締めカラーに使ったグレーのアイシャドウを綿棒につけ、点と点をなじませながらぼかしましょう。「アイラインを引きました」感のない、自然な目元に仕上がります。
詳しい描き方はこの下にご紹介したので、ぜひ練習してください。
【勝負メイクにはリキッドをプラスする】
もっと目を強調したいときは、ペンシルを引いた上からリキッドアイライナーでなぞりましょう。まつ毛の間にツヤが生まれて、さらに印象的な目元になります。リキッドは素肌に描くと落ちやすいのですが、ペンシルの上からなぞれば大丈夫です。
ただし、線が太くなりすぎると、目元がくすんでしまうので気をつけて。
ペンシル同様、「線」を描くのではなく、あくまでもまつ毛とまつ毛の間を埋めるように意識してください。
目が小さくなった? と感じたらインラインを入れる
目元の肌のハリがなくなると、まぶたがたるんで目が小さく見えます。ついアイラインを太くしたくなりますが、それは老けて見せる厚化粧です!
自然な目力をつくるには、「インライン」がおすすめ。まぶたの内側の粘膜の部分に描くアイラインのことです。
これならパッと見たときに「線」がわからないので、すごく自然で、厚化粧になりません。
「あかんべー」をするように下まぶたを引っ張ってまつ毛の内側を出します。そして、目尻から黒目の下までペンシルで細いラインを描いてください。
これで、目の外側に斜め上に向かうラインができ、目元にシャキッとしたメリハリが生まれます。はじめは粘膜にふれるのがちょっと怖いかもしれませんが、効果は絶大。すぐに慣れるはずです。
【「線」を感じさせないアイラインの入れ方】

1、まつ毛とまつ毛の間に点を置く
まぶたを引き上げて、ペンシルを上から下に動かしながら、まつ毛の間を埋める。

2、点を置き終わったところ
この段階では、多少ガタつきがあっても大丈夫。

3、点と点を綿棒でなじませる
パールグレーのアイシャドウを綿棒にとり、点と点をなぞってなじませる。

4、目尻にインラインを入れる
下まぶたを引っ張りながら、目尻から黒目の下までラインを描き、綿棒でなじませる。
著=福井美余/「身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック」(KADOKAWA)
Information
『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』
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