ピン芸人のピンはポルトガル語由来だった/ちくるという言葉のそもそもの意味 大人の最強雑学1500(8)
ピン芸人の「ピン」はポルトガル語由来だった
一人芸をする芸人のことをよく「ピン芸人」と呼ぶが、この「ピン」は、ポルトガル語の「pinta」に由来している。
もともと「点」を意味していた「pinta」は、いつしかサイコロやカルタの「1」の目を表す意味へと派生。
16世紀にポルトガルから日本へ伝わった、現在のトランプに近い形をしたカルタをきっかけに、その言葉と意味も広まっていったという。

日本ではその後、「ピン=1」の意味が転じて「一番よいもの」を表すようになり、「ピンからキリまで」といった言葉も生み出された。
「ちくる」という言葉のそもそもの意味
「密告する」という意味で使われる「ちくる」という言葉。ただこれは、「チクッと刺す」から「ちくる」となったわけではないらしい。
「ちくる」とは、じつは倒語で、「口」という言葉を逆さにした「ちく」に、「る」をつけて動詞化したものだ。

「ちくる」の同義語に、「さす」という表現もある。こちらも「チクッと刺す」の「刺す」ではなく、漢字で書いて「指す」。警察などに仲間のことを密告する際、「あいつです」と指すところから来ている。
ややこしいのだが、「密告する」を意味する「ちくる」も「さす」も、いずれも「チクッと刺す」ことではないのだ。
著=雑学総研/「大人の最強雑学1500」(KADOKAWA)
Information
『大人の最強雑学1500』
▼『大人の最強雑学1500』amazon▼
▼『大人の最強雑学1500』楽天ブックス▼
▼『大人の最強雑学1500』楽天ブックス電子▼
あなたの博識レベルを上げる!?無敵のウンチクバイブル。
文系理系だけじゃくくれない教養がここにある。
思わず誰かに教えたくなるネタを、テーマ別で一挙収録!
▼Kindle版で読む
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細