赤字ギリギリのわが家。最低限の保険でいいけど何を選べばいいか分からない【お悩み相談】
お悩み相談
賃貸暮らしの専業主婦です。上の子が小学生、下の子がまだ未就園児なので、幼稚園に入学したらパートで働き始める予定です。
わが家の家計は赤字ギリギリなので、現在まったく保険に加入しておりません。
しかし、芸能人の病気のニュースなどを見て心配になり、夫とそろそろ加入しようという話になりました。よくテレビでもコマーシャルをやっているような保険に関して相談できるお店へ夫婦で足を運び、話を聞きました。
そこで初めて保険の種類の多さ、額について知り、びっくり! 医療保険もがん保険が別にあったり、女性だけのものがあったり、また、掛け捨てではなく貯蓄タイプもありました。
生命保険のほうも喫煙か非喫煙かで額が変わってくるとい言われ、結局いくら額をかけてよいかが分かりません。お店の方も親切丁寧に教えてくださり、決して押しつけてくるわけではないのですが、いろいろな保険の種類を紹介されて困惑してしまっています。
夫婦間では、夫は医療保険と生命保険に、私は医療保険にだけは加入しようと決めています。
しかし、お店の方の話を聞いていると本当にこれだけの保険でいいのだろうか、と不安になりますし、額も何を基準にして考えればいいかが分かりません。お店の人に、現在家計が辛いことを伝えているにもかかわらず、貯蓄型の生命保険をすすめられたことで不信感をもってしまっているのかもしれません。
保険をかけすぎると家計を圧迫するのでなるべく安く、必要最低限で済ませたいと思っています。そのために必要な保険はどのように決めていけばよいでしょうか?
また、保険の見直しをとよく言いますが、今回のようにしっかりと決めた場合でも見直す必要性はあるのでしょうか? 保険は若いうちに入ると掛け金が安く、年齢があがるにつれて高くなっていくと聞きます。見直しをすると余計に高くなってしまうのではないかという心配があるので、見直しをしないで済むなら見直しをしたくありません。
何もかもが分からないなかでの保険選び。とても難航しています。
まずは「家計の採寸」から始めてみましょう
現在販売されている生命保険はかなりの数にのぼりますから、最初はどうしても混乱してしまいますよね。しっかり説明するにはスペースが足りないのですが、とりあえずは「自分の場合、どんな保障が必要なのか」から調べることをおすすめします。
たとえば、一般的に販売されている洋服は「一般的な体型」に合わせて作られているため、自分にとってはいくらか余裕=無駄がある状態です。どこにも無駄のない服が欲しければ、細かな採寸を元にオーダーしなければなりませんよね。
保険も同じで、できる限り無駄のない設計にするためには、社会保障の知識やご自身の家計を把握することが必要不可欠なのです。自分ですべて把握・設計するのは無理でも、病気や万一のときにいくらかかるか、どんな社会保障制度が利用できるかなどを知っているだけで、選択肢をぐっと絞り込めます。
担当がすすめてくれる内容の妥当性から信頼できるかどうかも分かるようになるため、保険選びがかなり楽になるはずです。
「何も分からない中」ではどうやっても不安になるもの。まずは家計の採寸を進めて、不安を払拭していきましょう。
なお、今のライフスタイルぴったりの保険ほど、ちょっとした生活の変化(=必要な保障の変化)でずれが発生するため、頻繁な見直しが必要になりがちです。手間を考えると、無理にぎりぎりを狙うよりも許容できる範囲で余裕を持たせたほうが、最終的にはコストがかからないかもしれませんよ。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
Information
離婚、ママ友問題、ジェンダー…生き方に迫るコミックエッセイ
使えない夫に喝!コミックエッセイでイライラお悩み解消しましょ!
エブリデイパニック!大変すぎる育児に共感号泣コミックはこちら!
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細