「あ~あ~うるさい!」サドルの切りつけも?隣人に困っています【お悩み相談】
お悩み相談
県営住宅に住んでいます。ご老人が多く、子連れの私はよく声をかけてもらい、穏やかに暮らしていました。
しかし、半年ほど前に70代くらいのおじいさんが隣に引っ越して来てから、状況が一変しました。
当初から引越しの挨拶もなく、あれ? いつの間に人が入ってきたんだろう?という感じでした。
ある日、買い物に行き帰宅。鍵を開けているときに突然「あんた! ベランダでうるさい!」と言われたのです。私は知らないおじいさんに突然怒鳴られたことにビックリしていると、「子どももあ~あ~うるさい!」と立て続けに言われたのです。
ハッと我に返り「すみません」と言うのが精一杯で、ブツブツ言いながら隣の部屋に入っていく姿を見て、お隣さんなんだと初めて知り、強烈な初対面にショックを受けました。
部屋に入り、言われた苦情を振り返ると、ベランダで水やりのときに、室内の子どもが寂しくないように話しかけていたこと、子どものおしゃべりに答えていたこと、この2つが思い当たりました。
しかし、常に窓を開けたり、大きな声で話しているわけでもなく、さらに子どもを思っての行動だったので、胸がモヤモヤしました。
それでも、また苦情を言われるのも嫌なので主人に相談し、ベランダで話さない、子どもと話す際は窓の開閉を確認することと決めました。
その後、一度偶然に会い、緊張しながら挨拶したものの無視されてしまいました。
そして、初対面から2カ月後、子ども乗せ自転車を購入した私。自治会に駐輪登録しに行く間、自転車を廊下の邪魔にならないよう玄関前の端っこにとめていました。すると、戻ってきたときに、サドルが切り裂かれていたのです。
驚いているとお隣の玄関のすき間から、こちらをのぞくおじいさんの姿が。こちらが何か言う前に、ドアは閉まってしまいました。お隣の方がやったという証拠はありませんが、疑念を抱くには十分でした。
激怒した主人が自治会に相談。すると、おじいさんは、上の部屋の方にも騒音苦情を言っているそう。話し合おうと直接尋ねると一切出てこないらしく、自治会でも困っていたのです。
今後子どもも成長し、もっと音や声を発する機会が増えていくことを思うと今から本当に憂鬱です。どうすれば良いでしょうか?
悪循環に加担しないようにすること、トラブルの際は第三者を入れましょう
お隣の方は、不快感を与え合う悪循環の中で生きているという印象を受けました。
他人の行動で不快感を抱きやすく、その不快感を伝えるために相手に不快感を与えてしまうようです。お隣の方に対して同情したり救ったりする必要はありませんが、悪循環に荷担しないことはできます。
基本は気にせず暮らすことが一番ですが、実際に物を破損されている可能性があるとのこと。そのほかにも同じようなことが続く場合、警察への相談も視野に入れましょう。警察でも解決しない場合、法テラスや自治体、弁護士会等へ相談しましょう。直接やりとりするのは、トラブルをさらに大きくしてしまう可能性があります。必ず第三者を入れるようにしましょう。
◆回答者プロフィール
海野 雪(うみの・ゆき)
上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。
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