いいところを見つけられない【生きるのが下手でしんどいキミへ】(5)
見ている面が違えば、短所も才能に変わります。注目してないから見えてないだけなんですよね。いろんな面を見えるようにするために、「それが自分にとってよかったことは?」という言葉を私はキーフレーズにしています。
例えば、繊細で周りを気にしすぎるなら、繊細でよかったことを考える。私の場合、丁寧だと褒められたことがあります。「繊細」を違う面から見ると「丁寧」といういい面になるんです。「人に合わせる」も「人をいたわる献身性」は長所。他にも、泣けるのは、感情に素直になれるといういい面があります。私はネガティブだったことで感じられる感情の幅が広くなり、同じような人の気持ちがいくらか多めにわかります。
コインの表裏のように、人にはポジティブ・ネガティブの両方が同居しています。イヤな面は「悪」や「敵」ではありません。その性格の反対をのぞいてみれば、あなたのいい面に出合えるんですから。
「短所が自分にとってよかったことは? 」と問いかけてみる。
著=きい、監修=ゆうきゆう/「しんどい心にさようなら 生きやすくなる55の考え方」(KADOKAWA)
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