「ポイント還元」で私たちが損だけはしないために【家計の守り方(1)】

「最近世の中の「お金」の動きが目まぐるし過ぎてついていけない…」と思っているのは私だけ?
「うちの家計はこのまま流されるがままでいいんだろうか???」
と思いつつ、今年はコロナウイルスに関連するもろもろや子どもの学校休校など、予測できなかった現実のあれこれに追われる毎日の私。
そして今年も家計方針が定まらないまま、3ヶ月も経っちゃった我が家。
家族が家にいる時間が伸びちゃったせいで生活費や水光熱費はかさむ一方だし…。
せめて『損だけはしない行動』を身につけてこの先を乗り切りたい!
というわけで、まずは財布の整え方のおさらいをしようと決心。
話題だけどまだ今ひとつピンときてない「コンタクトレス決済」について、ポイ探の菊池さんに教えてもらいました。

教えてくれた人▷ポイ探 菊地崇仁さん/2011年にポイント交換案内サービス「ポイ探」の代表取締役社長に。
カードやポイントについて詳しい。保有クレジットカードは約70枚。
国のポイント還元制度をムダにしないために
2020年6月末までは国のキャッシュレスポイント還元が実施中ですが、いまだに制度をよく知らない人も多いようです。
菊地さんは、「決済アプリだけでなく、クレジットカードや電子マネーもキャッシュレス決済ですから、ポイント還元の対象です。例えば、クレジットカードごとのポイント付与の1カ月の上限は1万5000円分。
これから制度が予定通り6月末で終了するとしても、今後3カ月間ポイント付与を受けたとすると4万5000円に。
使わないのはもったいないです」と語ります。
「東京オリンピックでは、Visaがオフィシャルスポンサーということもあり、『Visaのタッチ決済』などのコンタクトレス決済が確実に広がってくると思います。まだ使えるお店が少ないのが難点ですが」(菊地さん)
コンタクトレス決済のこんなところが◎

(↑画像はイメージです)
◎タッチ式で会計が速い◎
クレジットカードは、サインや暗証番号の入力が必要など、決済時に時間がかかることがネックでした。
コンタクトレス決済なら、電子マネーと同じように機械にかざすだけで決済が終了するから、会計があっという間※。
※一定額以上の支払いには暗証番号の入力かサインが必要。
◎人に渡さず安全◎
クレジットカードを会計時に店舗の奥に持っていかれたりすると、スキミング(カード情報の読み取り)など悪用される危険性が出てきます。
その点、コンタクトレス決済は、その場で自分で機械にかざすだけだから安心。
◎少額でも気軽に使える◎
クレジットカードを使うときは1万円以上など、ある程度の金額のときと考えている人が多いようです。
しかし、コンタクトレス決済なら、日常的な数百円の買い物にもクレジットカードを気軽に使えます。
このマークが入っていればOK

このマークがあるクレジットカードは、コンタクトレス決済に対応しているもの。
カードの発行時や切り替えこの機能がつくようになるものも。
あなたに合うキャッシュレス決済を選ぼう

1▷忙しい人は支払いを1枚のクレカに集約
忙しい人は、とりあえず使うクレジットカードを1枚に決めて、なるべくそれで決済を。
キャッシュレス決済のポイント還元の対象にもなり、政府のポイント還元が終わっても、カード会社のポイントはずっとつきます。
2▷1のカードに電子マネーかコード決済をプラス
少し時間の余力がある人は、1のカードにSuicaなどの電子マネーか、○○ペイなどのコード決済を1つプラスしてもOK。
電子マネーやコード決済を優先し、使えないときはクレジットカード、などと決めると迷いません。
3▷おトクになるような組み合わせで使う
さらに工夫をする余裕がある人は、電子マネーSuica+ビューカード、電子マネーnanaco+リクルートカードなどのように、組み合わせて使うとポイントが二重取りできるおトクな方法を検討してみましょう。
次回は「買い方」を見直して家計を守る方法を、生活コラムニストのももせいづみさんにお聞きします!
お楽しみに〜♪
<レタスクラブ1月号より>
【レタスクラブ編集部】
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