生活がギリギリだけどパートは増やしたくない。どうすれば貯金ができる?【お悩み相談】
お悩み相談
パートで働いている35歳の主婦です。
高校卒業後、正社員として働いていましたが、30歳で結婚・出産をし、今は週3日短時間で働いています。
若い頃はそれなりに収入がありましたが、友人と出かけたり、ショッピングにかなりお金をかけていたので、貯金なんてしたことがありませんでした。
結婚時は私も夫も貯金は0でした。出産に必要だったお金も足りず、お祝いでいただいたお金でなんとかしのいだくらいです。
このように余裕がないので、私もフルタイムで働かなければというのは分かるのですが、子どもがまだ小さいため、そばにいる時間をつくりたく、フルタイムで働く勇気が出ません。
しかし、子どもの教育資金も貯めないといけないし、何より自分達が働けなくなったときのことを考えると、本当に今から少しずつでも貯金しなければいけない…!と焦る日々です。
実は借金があるわが家。その返済額が毎月大きく、その分を貯金に回せたら…と思うのですが、返済までにはあと2年もかかってしまいます。
だったら節約をと思うのですが、子どもにはおいしいものを食べさせてあげたいし、欲しいと思ったものをものすごく我慢させることはしたくないし…と思うと、どこを気をつければいいのか分からなくなってしまいます。
ちなみに夫は貯金に興味がなく、家計管理は私任せです。夫は自分のおこづかいをしっかり確保したあと、残りを私に生活費として渡してきます。
生活費といっても、家賃や光熱費、クレジットカードの返済分だけなので、食費としてはまったく残りません。微々たる私の給料から食費や日用品費などを出しています。
今の生活は本当にギリギリです。何の出費を削れば貯金に回せるのか分かりません…。どうすればいいでしょうか?
具体的な目標を決めて、計画的な貯蓄を目指しましょう
貯蓄の必要性を意識されるようになった、その変化だけでもとてもすばらしいことですね!問題を認識したら、あとは順を追ってひとつずつ課題をクリアするだけです。
まず最初の一歩として、具体的な目標を確認するところから始めてみましょう。
貯蓄は長い時間をかけて進める、いわば長距離走のようなもの。闇雲に節約しても長続きせず、むしろ不要なストレスが発生したり生活の質を低下させたりしかねません。
そこで、まずは「何のために」「いつまでに」「いくら」必要なのかをチェックし、具体的な目標を設定する必要があるのです。
たとえば、お子様の大学受験費用であれば、高校3年生の冬までに用意する必要があり、金額は平均的な受験費用を調べることで設定できます。
あるいは老後のための資金であれば、期間はご主人様の定年予定まで、金額は今の生活費や年金予定額などから予想することになります。
根拠となる情報は、できるだけ詳細に調べたほうが目標の説得力が増しますよ。
目標の時期と金額が分かれば、お金を何に使って何を削減するかなど優先順位をつけやすくなりますし、「月々どれくらいずつ貯めていこう」「今すぐは仕事の時間を増やせないけど、○年後からこれくらい増収できれば間に合う」など、具体的な計画が可能になります。
また、その内容を積極的に共有することで、ご主人様も必要性を意識できるようになるかもしれません。
最初は難しいことも多いとは思いますが、目標に向けて一歩ずつステップアップしていきましょう。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
Information
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