「歩道は歩行者のものだから」決して自転車に道を譲らない夫【お悩み相談】
お悩み相談
53歳の共働きの主婦です。子どもはなく、55歳の夫と2人で暮らしています。
夫と出かけるたびに口論となってしまい、困っています。
夫は基本的におとなしくてやさしい性格なのですが、頑固な一面もあります。表だって声をあげるわけではありませんが、納得いかないことに関しては、頑として従いません。
夫のそんな一面がよく出ているのは、歩道を走る自転車に遭遇したときの行動です。
夫は、歩道を歩いているときに自転車が正面から走ってきても、後ろからベルを鳴らされたりしても、基本的に避けたり、道を譲ったりしません。
理由は「歩道は歩行者のものだから」です。
確かに本来、自転車は緊急時以外、歩道を走ってはいけないのは事実です。夫の考えは間違ってはいません。
私自身、わが物顔で歩道を突っ走る自転車を、いまいましく感じることがしばしばあります。歩道を走る自転車を避けるために、歩行者の私が車道に出なければならないときなど、確かに理不尽だと思います。
ですが、何かと物騒な世の中です。ぶつかってケガをするのはもちろんのこと、トラブルに発展するのも困ります。非を指摘された相手が逆ギレして危害を加えてくる例は、いくらでもありますよね。
ですので、私は可能な限り避けていますし、注意もしなければ文句も言いません。それが一般的で、一番賢いやり方ではないでしょうか。
夫は絶対に道を譲らないのではなく、「すみません、通してください」というように、お願いされたときは速やかに譲っていますし、歩道を走る自転車に対して暴言を吐いたり、「自転車は車道を通れ」と注意をしたりすることはありません。
夫の言うことは正論で、何ひとつ間違ってはいないと思います。
それでも、私は、夫にある程度は妥協して、避けるなり、道を譲るなりしてほしいと思います。
ですが、夫は「悪いのは歩道を走る自転車だ」と頑として主張して、聞き入れません。
そのため、夫と出かけるといつも口論になってしまいます。どうしたらいいでしょうか。
あなたが車道側を歩いて
歩行者の安全を守るためのはずの歩道で我が物顔の自転車、危険ですし腹立たしいですよね。
一方で、トラブルに巻き込まれたら…と心配でご主人に柔軟に対応してほしいというあなたのお気持ちも理解できます。
そこで、「あなたは正しい」と認めた上で、自転車が歩道を使用することができる例外的な条件が定められていることをご主人とお話するのはいかがでしょうか。
それは、自転車が歩道を使用することができる旨の標識がある場合、自転車の運転者が13歳未満や70歳以上の場合、車道を安全に運転できないほどの障がいを身体に有している場合、安全のためにやむを得ない場合です。
場所によっては自転車が歩道を利用することが認められていることもありますし、運転者が小学生やご老人、見た目では分からなくても、身体に障がいを有する方である場合は歩道を走行しても問題がないケースがあります。
「例外がある」ということを再確認することで、旦那様にも柔軟に対応しようという気持ちが芽生えるかもしれません。
また、お2人で歩道を歩く際には、あなたが旦那様より車道側を歩くようにしてはいかがでしょうか。自転車は歩道の車道寄りを通行します。そうすれば、ご主人と自転車とのトラブルは避けられるのではないでしょうか。
◆回答者プロフィール
海野 雪(うみの・ゆき)
上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。
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