コロナでパートが休みになり収入減…貯金を切り崩す日々で不安です【お悩み相談】

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回は収入が減って困っている「おむすび」さんのお悩みです。

 


◆相談者プロフィール

おむすび(37歳女性)

コロナで心身ともにすり減ります。でも、頑張るしかないですね。

お悩み相談


37歳の主婦です。小学生と幼稚園の子どもがいます。

小さな会社のパートで働いていましたが、コロナの影響で仕事が少なくなり、3月から会社の方針でパートは全員お休みとなってしまいました。

ですので、お給料はゼロです。

社長からは何度も謝られました。ただ、コロナが終わればまた働いてほしいと言われていますし、子どもも休校となっているのでしばらくは家にいようと思っています。

しかし、家計が厳しいです。

夫のお給料だけでやっていけるような状態なら良いのでしょうが、私のパート代を使って、住宅ローンや保険料などを払っています。なので、3月から今現在まで赤字続きです。

貯金がどんどん減っていく通帳を見て、恐怖を感じます。

また、夫の会社もコロナ不況のあおりを受けており、残業がなくなって残業代が入らなくなりました。

業績もよくないということで、このままでいくとボーナスも減ることは間違いないです。お給料が減らないだけましだと思わなければならないのですが…。

私の節約の仕方がいけないのかもしれませんが、子どもが家にいるので食費などがかさみます。ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品の消耗も多いと思います。

コロナを収束させるために経済活動が停止させ、自粛生活をしなくてはならないのは分かっております。

しかし、このまま続いたら多くない貯金が底をつきそうで不安でなりません。

夫に相談しても「仕方がない、我慢するしかない」と言われます。夫の言うとおりなのですが、楽観的な様子にいら立ってしまう自分がいて、そんな自分も嫌です。

少しでも貯蓄に手をつけないでなんとかしたいと思ってしまいますが、どうすればいいでしょうか? 

コロナの終わりが見えずに辛いです。

「今できること」にだけ意識を集中してみましょう


世界中のほとんどの人が何らかの影響を受けている現状ですが、特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭は大変なことと思います。

ご相談を拝見する限り、家計への実際の影響よりも「どうなるのか・どうして良いのか分からない」ことに大きなストレスを感じていらっしゃるようです。

今はコントロールできない部分はひとまず諦め、「この状況下でできること」に集中してみてはいかがでしょうか。

先の見通しが立たないことや、貯蓄の切り崩しなど家計にダメージが及ぶことは、現状ではどうしようもありません。

しかし、見通しが立つようになったあと家計の建て直しを進めるための準備として、利用できる支援策などの情報を集めておくことは可能です。

また、固定費の見直しなどできるだけストレスがかからない部分を中心に家計のコンパクト化を進めることで、ダメージの軽減を図ることもできるでしょう。

こうした「今できること」を少しずつでも積み重ねていくことで、やれることはやっているという安心感にもつながります。

家計管理は人生と同じで、いつも順調とはいかないもの。

いかなるときも完璧であろうという姿勢では、不必要なストレスに押しつぶされてしまいかねません。

できることとできないことをちゃんと切り分け、家計も気持ちもバランスよくコントロールしていきましょう。

◆回答者プロフィール

ノラ

家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。

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