コロナ禍で収入は減ったのに出費増! 効果的な節約方法はある?【お悩み相談】
お悩み相談
夫と中2の娘、小6の息子の4人暮らしをしています。
新型コロナウイルスの影響で、夫が先月からテレワークを実施しています。
夫の会社は基本給よりも成果報酬が高いのですが、テレワークで仕事そのものが減ってしまったせいで給料がかなり減ってしまいました。会社自体が業績悪化していると思うので当然ではあるのですが、ボーナスも出るかどうか怪しいです。
私は飲食店でパートをしていましたが、やはり外出自粛でお客様が減ったり、休業要請で店を閉めなければならず、先月からはほとんどシフトが入っていません。
子どもも学校が休校で家にいるので、今から新たな働き口を探すのも難しく、今月は確実に収入減です。
このままコロナ禍が収まらなければ、ずっとこの状況が続くのかもしれません。
しかし、出費はかなり増えました。
夫がテレワークを始めるにあたって、新しい機材を揃えたりしたためまとまったお金を使いましたし、部屋でずっとパソコンなどを使っているせいで日々の電気代もかなり上がりました。
電気代だけでなく、子どもたちも家にいるので、食費やおやつ代もバカになりません。私ひとりのときは適当に済ませられていた昼食もしっかり作らなければならず、今までより増えました。
今までも比較的ぎりぎりの家計で生活してきたので、貯金と言ってもあまり貯めてあるものはありませんが、その貯金にさえも手を付けなくてはならない日が来てしまいそうです。
とりあえず、この事態が落ち着いて、世の中がある程度元通りになるまでなんとかやり過ごさないといけないと感じています。
とはいえ、保険や住宅ローンなど、固定で出ていくお金はこれ以上減らせないと思うので、やはり水光熱費や食費を抑えて生活していくしかないのかなぁと思っています。
通常は毎月電気代20,000円、食費40,000円くらいで生活していたのですが、先月は電気代30,000円、食費60,000円だったので、大体1.5倍になっています。
何か効果的な節約方法はありませんか?
無理なく節約できる科目で全体的なバランスをとって
お仕事の仕方や生活のリズムが変わると、支出のバランスも変わって戸惑ってしまいますよね。
しかし、家族が家にいる時間が長くなった現在、食費や光熱費を以前と同じに抑えるのはかなり難しく、無理な節約を強行すると大きなストレスを生んでしまいかねません。
ここは光熱費や食費など家計科目単体で見るのではなく、家計全体でバランスをとる方法を試してみましょう。
どうしても増えてしまう科目がある一方、交通費や交際費、外食費など、今までよりも抑えやすい科目もあるはずです。
コロナ以前と以後で家計科目ごとの増減をチェックし、増えてしまった分を減った分(もしくは無理なく削減できる分)でカバーできないか計算してみてください。
また、ご相談ではこれ以上固定費の削減ができないとのことでしたが、徹底的にチェックしていけばまだスリム化の余地があるかもしれません。
固定費は毎月一定額の支出になるため、月毎で見るとわずかな削減でもトータルでは無視できない差になっていきます。
こうした調整を行なってなお増加分のほうが多ければ、そこで初めて変動費の削減に着手しましょう。
人の「我慢」はお金と同じように有限です。
ただでさえストレスが増えがちな時は、「頑張って勝つ」よりも「やり過ごして負けない」ことを目標に、無理をしない上手なやりくりを心がけてみてください。
なお、経済的な支援策や社会保障制度なども随時追加・更新されていますので、利用できるものが増えていないか定期的な情報収集もお忘れなく。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
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