フリーランスで仕事激減の私、給料1割減の主人。なのに食費だけは倍以上…【お悩み相談】

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回は食費がかかって仕方がないという「べにしょうが」さんのお悩みです。

 


◆相談者プロフィール

べにしょうが(40歳女性)

フリーランスのグラフィックデザイナー&イラストレーター。3児の母。

お悩み相談


フリーランスでグラフィックデザインやイラストを書いているのですが、コロナ騒動のおかげで3月からぱったりと仕事がなくなりました。自宅でできる仕事は多少来るのですが、講師などの外で行なっている仕事はすべて中止。

いつ復帰できるかも不明なため、この収入減がいつまで続くのか不安です。

仕事の心配もさることながら、学校へ行っていた3人の子ども(小学生&幼稚園児)が常に家にいることで、おやつ代・昼食代が信じられないくらいかかってしまいます。

なかでも午前中に「おやつちょーだーい!」。午後にまた「おやつまだ〜〜?」の攻撃はすごいもので3人分の毎日のおやつ代は、もはや昼食代を上回っています。

さらに極めつけは、主人の3月下旬から続くリモートワーク。大柄の主人が食べる量は半端ない。

こちらは、おやつじゃなくて米代・肉代が倍。

しかも、主人が日中リモートワークをしているため、子どもの世話は私。

私の仕事はみんなが寝静まってからやるのですが、朝はいつも通り起床。

私だけが睡眠不足でまた朝・昼・晩のご飯作り…(の合間に「おやつー!の大合唱」)。

しかもGW前1週間は、会社自体が休みになってリモートワークもお休み。お給料も1割カット。

なのに、食費だけは毎日毎日かさむため、本当恐ろしい限りです。

外出自粛のため、1週間に1度スーパーで食品を1万5千円ほど大量買いをします。牛乳やパン、お菓子は途中足りなくなったらさっと買いに行きます。

実際、外出しなくなったのでガソリン代や外食費、交際費は減りました。でも、それを上回る勢いの食費…。

5月は自動車税や固定資産税等々出費も多いのに仕事激減(私)&減給(主人)。

自粛生活の中、これ以上食費を抑えるのは可能なのでしょうか??

せめてお金だけでも心配しないで済んだら、心のストレスも半減するのですが…。

無理に我慢するより社会制度を利用して負担軽減を


ただでさえ問題山積みな現在ですが、小さなお子様のいるご家庭はさらに大変なことと思います。

家計についてもご自身で対処しようとされているのはすばらしいのですが、ここは無理をせず様々な支援策や制度を利用して負担を軽減していきましょう。

1人10万円ずつの給付金ももちろんですが、フリーランスで収入が激減ということであれば「持続化給付金」を受給できる可能性があります。

また、給付金以外では各種社会保険料や税金の減免・猶予制度や、低利子・無利子での貸付制度なども始まっています。

問題を先送りしているだけのようで抵抗があるかもしれませんが、家計への負担を分散するという意味では効果があるはずです。

FPとして無駄遣いを肯定するつもりはまったくありませんが、現状は完全に非常事態。

ただでさえストレスが多い外出自粛の毎日の中、食べ物の量や質でストレス解消するのはある意味無理のないことで、むしろアルコールに頼ったりイライラを募らせたりするよりも健全だとすら言えるのではないでしょうか。

人の「我慢」は、お金と同じく有限の資産です。社会制度を賢く利用し、ストレスも家計も上手に管理していきましょう。

なお、制度は随時追加・更新されています。

具体的な情報は、経済産業省の特設サイトなどで公開されていますので、定期的にチェックしてみてください。

◆回答者プロフィール

ノラ

家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。

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