夫婦ともに保険に入っていません。どういうものに入ったらよいのでしょうか?【お悩み相談】
お悩み相談
私達夫婦は、生命保険や医療保険をかけていません。年齢が若かったということもあり、今まではあまり気にせずに過ごしてきました。
ですが、子どもが生まれて、子どもの教育面や、私達親の健康面など先のことを考えるようになりました。
出産では幸いにも何のトラブルも起きなかったので、保険をかけていなくても問題ありませんでしたが、出産トラブルなどがあったとしたらと思うとゾッとします。
先のことをしっかりと考えていなかったというのが、正直なところです。
もしも主人に何かあって、私ひとりになることがあったら子どもをかかえて生きていけません。満足な教育も受けさせてあげられないと思います。
ですので、保険には入っておいたほうがいいと思うようになりました。
我々は田舎に住んでいるので、車と車の保険、自動車税は必須の固定費となってきています。その分家賃は安いのですが、賃金も安いので、固定費を増やすことに不安を感じています。
また、子どもも大きくなってくると手狭になりますので、将来的には家を購入することも考えています。少しでもそのための貯金をしていかなければならないと思い、頑張っています。
現在は、少ない賃金の中でなんとか学資保険を捻出し、少し貯金に回すとギリギリの生活となります。
車検や車の維持費もかかりますので、その分の積み立てでもういっぱいいっぱいです。
このような状況の中では、安いかけ捨てのものがいいのか、お祝い金制度のあるものにしてそれを貯金したらいいのかまったくもって検討がつきません。
子どものいる夫婦はどのような保険に入ったらいいのでしょうか。
夫のほうが手厚い保険に入るのが一般的ですか? また、年齢的には月々どのくらいかけるのが平均なのでしょうか?
生命保険をかけていない所帯持ちの人というのはほかにもいるものなのですか? 分からないことだらけで不安です。
必要・不足額を算定し、予算と価値観をすり合わせてみて
保険はいろいろな会社や商品があって、どう選んだらいいのか分かりにくいですよね。
ちゃんとした説明をするには文字数が足りないので、ざっくりと基本的なところだけ解説させてください。
まず大前提として、保険は「何かあったときに今の生活を損なわないためのもの」です。
病気や怪我をしたとき、万一のことがあったときにも、家族が今と同じ生活を続けられるように備えます。
そして、日本には健康保険や年金制度など、「何かあったとき」に保障をしてくれる社会制度が存在しています。
ただ、やはりそれだけでは最低限の保障にしかならないので、「社会制度で足りない分」を民間の保険で補うのです。
つまり、保険を選ぶ際には、
1 今の生活を続けるのに必要な費用を(将来分も)把握する
2 利用できる社会制度で賄える分を計算
3 不足分を補える保険を探す
というステップが必要になります。
一般的にはすべて理想通りの設計にすると高額になりするので、予算の範囲で優先順位を決めることになります。
定石的なプランももちろんありますが、最終的には自分たちの価値観を踏まえた形にするのが理想です。
まずはご主人様と、自分たちの価値観や将来についてじっくりと話し合ってみてください。
必要な保障と予算、そしてお金の使い方や優先順位などの価値基準が定まれば、自然と「どんな保険にしたいか」が見えてきて、商品や特約も選べるようになりますよ。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
Information


モヤモヤイライラに効く!?人気のコミックエッセイまとめ読み!
離婚、ママ友問題、ジェンダー…生き方に迫るコミックエッセイ
使えない夫に喝!コミックエッセイでイライラお悩み解消しましょ!
エブリデイパニック!大変すぎる育児に共感号泣コミックはこちら!
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細