3人を育てるカリスマギャルママモデルが見つけた「心でする育児」
こんにちは! ブロガーで心育児研究家の日菜あこと申します。
現在、高校1年生、中学2年生、小学6年生の子供をもつ“ギャルママ”です!
3人の子どもたちを育ててきましたが、つくづく「子育てに正解はない」と感じます。正解がわからなかったからこそ、最初はとにかく人の目が気になって仕方がありませんでした。
とくに19歳で長男を妊娠、結婚したわたしは、「ギャルママだから、しつけができないんだって思われたくない。もっと、ちゃんとしなくちゃ!」と、自分で自分を追い詰めていきました。

ギャルママだから、とか関係なく
「ママなんだから、ちゃんとしなくちゃ」
そういう思いを抱いたことがある人は、少なくないんじゃないでしょうか?
わたしが長男を妊娠した16年前よりも、ネットには育児情報があふれていて、ママ友ともSNSで簡単につながることができます。それ自体はとっても素敵なことです。でも、情報がたくさん入ってくる分、人と自分の育児を比べて落ち込んだりすることも増える気がします。
かつてのわたしは、「自分が考える『ちゃんとした』パターン」から外れないように、いつもイライラしていました。掃除も料理も好きじゃないけど、ママなんだからちゃんとしなくちゃ。プレッシャーで、小さな子どもたちに怒ってばかり。毎晩、3人の寝顔を見ながら「こんなママでごめんね……」って泣いて、「これほどダメなママは自分だけに違いない」って、心の中は自己嫌悪のオンパレードでした。
コロナ感染拡大の影響で長い自粛生活が続いています。
「子どもがゲーム(スマホ&テレビ)ばっかり。 ちゃんとさせるためにはどうしたらいい?」
「やることをやらないで、口答えばかりの子どもにイライラ」
「イヤイヤ期の子どもとずっと家の中にいて頭がパンクしそう」と、
などなど、以前よりもたくさんのママから相談をもらうようになりました。
3人目の育児をする中で、やっと気づいたわたしの答えは……。
「『ちゃんと』していなくても、ママと子どもは大丈夫!」ってことでした。
しんどいときは、「ちゃんと」をやめて手を抜こう
ある日、「『ちゃんと』掃除したばっかりなのに、なんでジュースこぼすの!?」「せっかく『ちゃんと』バランスよくつくったごはん、残さないでよ!」。そんなふうにひとしきり怒ったあと、ふっと冷静になって、「あれっ。子どもたちは『ママ、ちゃんとして!』なんてひと言も言っていないな」って気づいたんです。しんどいときは、ごはんも掃除も手抜きしていいんじゃないでしょうか。わたしは、デリバリーやコンビニのお弁当を買ったりして、ごはんの手を抜いたときは、「その代わり、いつもよりも楽しい時間にしよう!」と決めています。
ママがニコニコしていると子どももうれしい♡ 愛情をこめた栄養たっぷりの手づくりごはんと同じくらい素敵です。これまでも3食をつくらなくちゃいけない週末や長期休みのとき、「いかに手を抜いて豪華に見せるか」に情熱をそそいできましたが(笑)、この休校でそのスキルにさらに磨きがかかりました。
休校期間が長引くにつれて、ママも子どもも目に見えないストレスがたくさん溜まっています。
とくに、仕事をしているママはこれまで以上に家庭と仕事の両立に頭を悩ませることが増えましたよね。休業になって経済的に大きな不安があるという声もたくさん聞きます。子どもにきつく当たってしまう前に、ママが思う「ちゃんと」をやめてもいいんじゃないかな。お休みしたら、またがんばれるんだから!
だから、休校で子どもたちの生活リズムが狂ってママは不安かもしれませんが気が抜けているのは安心して過ごせる自宅だからこそ。外でのがんばりを見る機会が少ないから、つい心配になりますが、ママが見えない場所で子どもはたくさんがんばっています。
わたしもいろいろ言いたくなることはたくさんありますが、学校や塾が再開されたら、またがんばるだろうなと信じて、「そろそろ、勉強したほうがあとがラクなんじゃない?」と声をかけるくらいに留めておきます。そうすれば、親子ともに疲れません。
生んだ瞬間から「終わりのカウントダウン」がスタート
3人の子どもたちが4歳、2歳、0歳のときに離婚をしたのですが、それからの数年間がいちばん苦しくて、当時の記憶もあまりないくらい。
タスクが増えてイライラすると、おむつを替える手も、寝かしつける手も、ついやさしくなくなってしまいました。子どもたちのことが大好きなのに、ルーティンをこなすことにいっぱいで気持ちはがどんどん雑になっていきます。
どうしたらいいのか悩んで、「作業の1つ1つに、心をこめよう!」と思いました。
これが、わたしが見つけた心育児のスタートラインでした。
・大好きだよ
・生まれてきてくれてありがとう
・スクスク元気に育ってね
そう思いながら子どもたちのお世話をすると、やさしい気持ちが戻ってきて、余裕のないイライラがストップしました。いまでも、イラッとして小言が出そうになると、この3つの気持ちを思い出すようにしています。
「生んだ瞬間から、育児は1日ずつ終わりに近づいてる。終わりのカウントダウンは始まっているんだ」って、赤ちゃんの末っ子を抱っこしながら思いました。「終わりのカウントダウン」がいつも頭にあると、子どもたちにイライラしても、腹が立っても、あなたたちが大好きだってことをずっと変わらずに伝えていこうって、気持ちを早く立て直せるようになりました。
子どもたちの反抗期にも直面しつつ、「家族って楽しい!」と思える瞬間をたくさん過ごしています。大きくなるにつれて、子どもたちには自分の世界ができていきます。
一緒にいられる時間はあとどれくらいだろう?
そう考えると、育児って1日1日がかけがえのない宝物。この長い自粛期間も、きっといつか「子どもたちとあんなに過ごせて幸せだった」となつかしく思い出すときがきます。
ママでいられる時間を大切に味わいながら、怒ったり、泣いたり、笑ったりしながら、一緒にがんばりましょう!
著=日菜あこ/「3児を育てるギャルママの 心でする育児」(KADOKAWA)
【著者プロフィール】
日菜 あこ(ひなあこ)
1984年生まれ。高1、中2、小6の3児のシングルマザー。元・雑誌『アイラブママ』専属モデル。メンタルスペシャリスト、子育てアドバイザーの資格を活かし“ギャルママ心(こころ)育児研究家”として育児に「心」を使う重要性を日々実践しながら研究する。ママが制服を着て、育児で必要な心のスキルを学べる「ママ高等学校」校長。
オフィシャルブログ「心でする育児」 https://ameblo.jp/hinaako
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