子どもの大学進学費用がピンチ! 奨学金って普通はいくらまで借りていいもの?【お悩み相談】
お悩み相談
2人の子がいて、上の子が今年の4月から中学生になりました。下の子は小学校4年生です。
6年後に大学が始まると思うと、いよいよ大学の学費を少しずつ用意していかなくてはと思っています。
とはいっても、わが家の収入では学費をすべてまかなえないので奨学金に頼ろうと思っています。
現在、用意できる学費は学資保険で貯めている250万円程度だと思います。私も働いて節約にも励んで少しずつ貯金もたまってきていますが、高校受験や大学受験の予備校代、部活動費、交際費、家の修繕費などで消えていくのでしょう。
このような状況から奨学金に頼らざるを得ないと思っておりますが、一般的に大学にかかる費用の何割ぐらいまでを奨学金に頼っていいものでしょうか?
実際、どういう進路にするか、大学までで就職するのか、大学院まで行くのかなどよって必要な額は変わってくると思うので、厳密には難しいと思います。
ただ、目安を教えていただけたら、具体的な目標に向かって働いていくことができるので頑張れそうです。よろしくお願いします。
将来、月額でどのくらい返済できそうか把握するためにライフプラン表を作成することが大切
教育費は最終的にどれくらいかかるか読みにくく、考え始めると不安になってしまいますよね。
その不安は完全に払拭することはできませんが、具体的な数字を元に計画を立てることで軽減することは可能です。
ご質問は「大学費用の何割まで奨学金でまかなってよいか」ということでしたが、これは家計の余力、つまり「どれくらいの月額や期間、奨学金の返済ができるか」にかかっており、各家庭ごとに正解が異なります。
ご自身の家計の余力を把握するためには、現状の収支と将来の収支について具体的にかき出し、返済が始まる際にどのくらい月に返済できそうか予定を立ててみるしかありません。
まずは、現在の月の収支を科目ごとに整理し、そこから年毎の収支を計算します。
ここに受験費用や家具の買い替えなどイレギュラーな支出を乗せたり、お子様の独り立ちや昇給、定年などによる収支の変化を加えることで、何年も先までの家計の予定表を作ることができます。
この予定表を一般に「ライフプラン表」と呼びますが、これを作成することで「いくらまで奨学金を借りても大丈夫か」が大体把握できますし、逆に借りたい金額から「家計にどれだけ余力が必要か」を計算することもできます。
ちょっと大変かもしれませんが、この表を作っておくことで以降の家計の問題は格段に解決しやすくなるはずですので、チャレンジしてみましょう。
ネット上や書籍などにより詳細なライフプラン表の作成方法が掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。どうしても難しければお近くのFPに相談するという手もあります。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
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