とらないともったいない!? 善玉菌の代表格「ビフィズス菌」の実力がすごかった!

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こんにちは。
イラストレーターのノグチノブコです。

皆さんお元気でしょうか。
なんとなく慌ただしくて気がつけば1日が終わっている毎日……
そういう時はだいたい食生活も雑になりがちで、
便通に悩むことも日常となりました。

便通を改善させてくれそうなものといえば、ヨーグルト!
…ということで、スーパーのヨーグルトコーナーをチェックするのですが、
いろんな種類があってどれを買えばいいかわからない!
なるべく効果があるものを選びたいと思いつつも、
結局、違いがわからないから一番お手頃のヨーグルトに手を伸ばしてしまうのでした…。

便通の改善といったらヨーグルト?


そんなある日、
「ヨーグルトに含まれる菌について学んでみませんか?」と
レタスクラブ編集部の方からお誘いがありました。

便通の悩みを抱える身としては、興味津々のお話!
期待を胸に森永乳業さんの研究所にお邪魔しました。

腸内環境のことや、ずっとわからないと思っていたビフィズス菌と乳酸菌の違い、効果的なビフィズス菌のとりかたなどをしっかり教わってきたので最後まで読んでくださいね!

*    *    *

研究所の玄関エリアでは可愛い牛のオブジェがお出迎え。
さすが森永乳業さんです。テンションが上がります。

森永乳業さんの研究所にお邪魔しました


今回お話を伺ったのは森永乳業で研究員として働く三島梨子さん。
大学の頃から腸内環境について研究をし、
森永乳業に入社してからはビフィズス菌研究一筋だそうです。
ビフィズス菌の公式キャラ・ビフィーちゃんも連れて来てくださいました!かわいい!

ということで、
さっそくいろいろ質問しちゃいます。

腸内環境が整うってどういうこと?


まずはヨーグルトと腸の関係のこと。
ノグチ:ヨーグルトって腸内環境を整えてくれるものというイメージですが、そもそも腸内環境が整うってどういう状況なのでしょうか?

三島さん:簡単にいうと、善玉菌といわれる体に善い菌が多く、病気の元となるような悪玉菌が少ない、菌のバランスがとれた腸の状態のことです。この状態だと短鎖脂肪酸やビタミンなどの有用な物質が腸内細菌によって多く作り出されます。その他にも、菌が多様で、バランスが安定している状態も腸内環境が整っているといえます。また、体調でいうと、おなかのトラブルがない状態も整っている目安になります。

ノグチ:じゃあ今の私は便通に悩んでいるから腸内環境があまりよくないということか…。どうすれば腸内環境がよくなるのでしょうか?

三島さん:腸内環境を良くするためには、善玉菌を増やすことがポイントです。便通に悩んでいる人は腸の動きを活発にしてくれる善玉菌が減っているのかもしれないので、ビフィズス菌などの善玉菌を定期的にとるといいですよ。


乳酸菌とビフィズス菌って違うものなの?


ノグチ:なるほど!ヨーグルトに含まれる善玉菌が便通を改善する働きをしてくれるんですね。ビフィズス菌って名前は昔からよく聞くけど、乳酸菌とは違うものですか?

三島さん:どちらもヒトの体に良い働きをしてくれる善玉菌ですが、乳酸菌とビフィズス菌は全くの別物です。乳酸菌は乳酸を作り出す菌の総称で、ビフィズス菌は乳酸に加えて短鎖脂肪酸の一種である酢酸も作ってくれる菌です。
乳酸菌とビフィズス菌は生息する場所も全然違っていて、乳酸菌は植物や発酵食品のなかなど自然界のあちこちにいますが、ビフィズス菌は酸素がある場所だと死んでしまうので、ヒトや動物の大腸のなかが主な活動拠点なのです。大腸では乳酸菌(※)よりもビフィズス菌の方が1000倍多くすんでいます。
ちなみにビフィズスの語源はラテン語の“分岐”で、顕微鏡でのぞくとビフィーちゃんのようなYの字の形をしているものもあります。

※乳酸菌を旧 Lactobacillusとした場合

ビフィズス菌と乳酸菌


ノグチ:ビフィズス菌は乳酸菌の一種だと思っていましたが、全然違うものなんですね。

ビフィズス菌が作る「酢酸」の恩恵がすごい!


三島さん:なんといっても、ビフィズス菌は酢酸を作り出せる、という点が大きな違いです。ビフィズス菌が糖や水溶性食物繊維を食べて作り出す酢酸は、腸内の悪い菌をやっつけてくれたり、腸管のバリア機能を高めてくれたり、脂肪の蓄積を抑制してくれたりもするんです。酢酸によるさまざまな恩恵を受けるにはビフィズス菌をとる必要があるんです。

ビフィズス菌がつくる酢酸のはたらき


ノグチ:ビフィズス菌ってすごいんですね。脂肪の蓄積も抑制してくれるとは!? これは積極的にとらないと…。
でも酢酸というと、お酢にも含まれてますよね。ビフィズス菌の代わりにお酢でもいいってことですか?

三島さん:口からとった酢は小腸で吸収されてしまうので、大腸に届くことはなかなかないんです。そういう意味では、やっぱり大腸でビフィズス菌に酢酸を作り出してもらうのがいいと思います。

ノグチ:便通への効果はどうですか?

三島さん:ビフィズス菌が作り出す酢酸には大腸の動きを活発にしてくれる働きもあります。ビフィズス菌入りのヨーグルトを1日100g程度、約2週間食べ続けてもらうと便通が改善するという研究結果も出ているんですよ。100gというと、大きなヨーグルトのパックが400gなので約4分の1の量ですね。

ノグチ:おおお! これはさっそくヨーグルトを買って食べないと、ですね!

三島さん:ビフィズス菌はすべてのヨーグルトに入っているわけではないので、ちゃんとビフィズス菌入りのものを選んでくださいね。何百種類ものヨーグルトが売られていますが、実はほんの一部の製品にしかビフィズス菌入りはないんです。

ノグチ:え!それはきちんと確認して選ばないといけませんね。しかも値段もそれほど変わらないなら、ビフィズス菌入りを選ばないともったいないかも…!

ビフィズス菌のエサも一緒にとろう!


三島さん:ビフィズス菌をとるなら一緒に「プレバイオティクス」を組み合わせるのもおすすめです。

ノグチ:プ、プレバイオ…?なんですかそれは??

三島さん:プレバイオティクスとは、ビフィズス菌などの善玉菌を活性化させてくれるエサのようなものです。ビフィズス菌にあうものとしては、食物繊維やラクチュロースなどのオリゴ糖があります。オリゴ糖はシロップとして市販されているので、私も毎朝ヨーグルトにかけて食べていますよ。
ビフィズス菌は加齢によって減っていきますし、口からとったものも便と一緒にいくらか出ていってしまうので、できるだけ毎日とることが大切です。

プレバイオティクスとは?


ノグチ:ビフィズス菌をとるだけでなく、ビフィズス菌にもごはんが必要、ということですね!なんかガテンが行きました。ビフィズス菌よ、たくさんごはんを食べて元気に働いてね!

お腹の中のビフィズス菌を育てよう!


ビフィズス菌は毎朝、食後にとるのがおすすめ


ノグチ:せっかくだったら、より効果的にビフィズス菌をとりたいのですが、おすすめのタイミングはありますか?

三島さん:いつとってもいいのですが、習慣化しやすいという意味では朝がいいと思います。タイミングは食後がベスト。ビフィズス菌は酸に弱いので胃酸の影響を受けにくくするために、先に他のものを食べてからとる方が腸に届きやすいんです。

ノグチ:なんとなく食前の方が菌がそのまま腸に届くイメージがありましたが、胃酸にやられちゃうのですね。食後のデザートとしてビフィズス菌入りのヨーグルトを食べればいいのかも。あと気になるのは食べ方。寒い時期はレンジで温めたりしてもいいんでしょうか?

三島さん:ビフィズス菌は熱にも弱いので、加熱しすぎると菌が死んでしまうんです。菌が死んだとしても得られる効果はあるのですが、温めるなら人肌ぐらいの温度までにするといいでしょう。
また、そのまま食べるのではなく、お料理に使うのもアリですよ。例えばポテトサラダのマヨネーズの代わりにビフィズス菌入りのヨーグルトを使うことで、あっさりヘルシーなポテトサラダが作れます。
1日3食を通して必要な量をとればいいので、そのサポートとして料理に使っていただくのもおすすめです。

ビフィズス菌入り!ヨーグルトポテトサラダ





三島さん:ビフィズス菌入りヨーグルトは酸に弱いビフィズス菌のことを考慮してヨーグルトの酸味も抑え目。そのため料理にも使いやすいですし、酸っぱさが苦手な人も、ビフィズス菌入りなら食べやすいと思いますよ。
毎日食べるのが難しくても、あきらめずに続けてみてください。そうしているうちに、だんだんと効果が出てくると思います。

あきらめずに続けてみてください!


森永乳業はビフィズス菌研究のパイオニア!


三島さん:実はビフィズス菌にはさまざまな種類があるのですが、森永乳業ではヒトのビフィズス菌にこだわって研究をしています。育児用ミルクのメーカーとして母乳を研究していくなかで、赤ちゃんの健康を守ってくれているビフィズス菌が、成人の腸内にもいい影響を与えてくれることがわかり、50年以上も前から製品化に取り組んでいるんです。ビフィズス菌は酸や酸素に弱いので、食品に応用するのは実は難しいんですよ。

最近は、認知機能への効果や、体に悪いものを有益な物質に変える効果などもわかってきています。これらの製品化も進んでいるので、パッケージをよーく見て、わたしたちの研究の成果が詰まったものを選んでくださいね!笑

*    *    *

今回取材してみて、ビフィズス菌のすごさがよくわかりました。

改めてスーパーのヨーグルト売り場へ行ってみると、
それぞれのパッケージには菌の名前やいろんな健康への作用が書かれていました。
これまでヨーグルトのこと、ちゃんと見てなかったんだなぁ。
もったいないことをしていた…

便通を改善させるべく、さっそくビフィズス菌生活を始めたところ、
すぐにはそんなに効果を感じられず
どうなんだろう???と少々心配になりましたが
三島さんの「あきらめないで」の言葉を思い出し、食べ続けてみました。

するとその後、だんだん腸が動き始めている兆候が!
ビフィズス菌たちががんばってる…!?
ビフィズス菌と共に生きてるって感覚です。

体調が整うと生活の質もあがりますよね!
皆さんも上手にビフィズス菌をとりいれて、元気に過ごしてください!

ビフィズス菌と共に生きる…!


作=ノグチノブコ
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ノグチノブコ

ノグチノブコ
千葉県流山市在住のイラストレーター。夫婦二人暮らし。グルメと食べ歩きが大好き。フレンチからB級グルメ、外食から自炊まで、何でも美味しい雑食型です。 もっと見る

▶Twitter:

@noguchi_nobu

▶Instagram:

@noguchi_nobuko

Information

▼ビフィズス菌についてもっと詳しく知りたい方は
まいにち乳life

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