画面があなたの細胞を殺している? ブルーライトが人体に及ぼす影響

デジタルネイティブ世代にとって、パソコンやスマートフォンは必携のアイテム。1日の大半を画面とにらめっこという人も多いのでは? 実は最近、そんなデジタル機器に関する“ある問題”が世界中で議論されています。
画面から発せられる“ブルーライト”は人体にどう影響する?
10月15日に放送された「バラいろダンディ」(TOKYO MX)では、スマートフォンなどから発せられるブルーライトについて特集。“知の巨人”と評される認知科学者・苫米地英人さんが、人体に及ぼす影響などを説明してくれました。
今年の7月にイギリスの科学誌では、「画面が、あなたの細胞を殺している」という内容の論文を掲載。ブルーライトを見続けると目の網膜が傷つけられ、失明の可能性もあると指摘していました。しかしこれを受けて、アメリカ眼科学会が猛反論。「ブルーライトでは失明しない」「スマートフォンをやめる理由にならない」とメッセージを発信しています。
現在この論争は世界中の科学者を巻き込む大騒動に発展していますが、実際のところブルーライトは人体に影響するのでしょうか。論文を取り寄せて徹底的に読み込んだという苫米地さんは、「これだけでは何とも言えない。アメリカ眼科学会が大きく反対してるのが分かる」と明かしています。
一方で苫米地さんは、「ブルーライトが睡眠に影響を与えるのは間違いない」と断言。ブルーライトには、「モノが見やすくなり、生体が反応しやすい色」「逆に注意を引きやすい色なので、リラックスを妨げやすい」といった特徴があります。そのため視力への影響は分かりませんが、睡眠を妨げるのは明らかだそう。
ブルーライトから目と睡眠を守るためには、夜間の照明を赤色やオレンジにするのが効果的。また睡眠の2時間前には、テレビ画面など明るい光源を見ないようにしてください。もしも“人工光源”を見る場合は、「ブルーライトカットメガネ」を着用するのもおススメですよ。
番組を見ていた視聴者からは、「布団に入ってからスマホを見るのが良くないのは、なんとなく分かる気がする」「ブルーライトカットメガネって効果あるんだね! 早速買ってみよう!」「今までブルーライトなんて気にしたことがなかったけど、やっぱり何かしらの影響は及ぼしているのか…」と驚きの声が上がっていました。
実際のところブルーライトって何?

スマートフォンの普及と共に話題になりはじめたブルーライトですが、具体的にどんな光のことを指すのか知らない人は多いはず。「メガネ本舗」の公式サイトでは、ブルーライトについて詳しく解説してくれています。
人間の可視光線波長域は、380~780nm(ナノメートル)と言われており、数値の低い方が紫外線、高い方が赤外線。その中でも380~500nmあたりに該当する、紫から青色の光をブルーライトと呼んでいるそうです。光の中では紫外線の次に強く、可視光線の中では最も強力なエネルギー。さらに太陽光にも含まれる光なので、夜間に長時間浴びると体内時計を狂わせるという説も。
パソコンや携帯電話、テレビはもちろんLED照明に至るまで、明るさを強調するためにブルーライトを強く発光させています。まだ視力に影響するかは研究が進められている段階ですが、用心はしておいた方がいいかもしれませんね。
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