花粉に打ち勝つ! 最旬対策・予防法「マスクで対策」編

ことしは花粉がグンと増加!と聞いて、今からドキドキしている人も多いよう。そこで、たなか耳鼻咽喉科院長の田中伸明先生に効果的な花粉症対策を教えてもらいました。その1「マスク」編をご紹介します。花粉をガードするために欠かせないマスクは、選び方&つけ方しだいで効果が半減するので要チェック!
マスクはフィルター性能よりもフィット感&コスパで選ぶ!
最近のマスクの特徴といえば、フィルター性能の高さですが、「花粉はPM2.5などに比べて粒子が大きいので、フィルターの透過性はさほど重視しなくてもOKです。重要なのは、いかに顔の周りにすき間なく装着できるか。そのため、サイズ選びがポイントになります。また、つけたり外したりを何度も繰り返すと、マスクの内側部分に花粉がつきやすくなるので、安価なものを選んでこまめに取り替えるのもオススメです」(田中先生)。
【マスクのサイズの測り方】

1. 親指と人さし指でL字形を作る。
2. L字の状態で、耳のつけ根のいちばん高い所に親指の先を、鼻の上部のつけ根から1cm下に人さし指の先端を当てる。
3. 親指から人さし指の長さが、マスクのサイズの目安。
◆サイズの目安◆
9~11cm:子ども用サイズ 10.5~12.5cm: 小さめサイズ 12~14.5cm: 普通サイズ 14cm以上:大きめサイズ
こんな使い方はNG! マスクあるある
【マスクから鼻やあごが出ている】
息苦しいからといって、鼻先がマスクから出ていては効果減。また、マスクを下げてあごに掛ける人もいますが、あごについた花粉がマスクの内側に付着する可能性があるので、一度装着したら動かさないこと。
【マスクを外すとき外側に触る】
マスクを外すとき、マスクの外側に触ると、手を介して花粉があちこちに……。マスクを外すときは、外側に触らないように気をつけ、内側を外に向けて折り畳んで捨てましょう。触ったら手洗いも忘れずに。

環境省オススメ! インナーマスクでさらにガード
マスクの密着性を高めるテクニックとして話題なのが、環境省がすすめる「インナーマスク」。作り方も簡単なのでお試しを!
【用意するもの】
・縦横10㎝程度のガーゼ2枚
・化粧用コットン1枚
・市販のマスク
1. コットンを丸めて1枚のガーゼで包む。

2. もう1枚のガーゼを四つ折りにして、1を載せる。

3. マスクの内側に2を載せ、1が鼻の下にくるようマスクを装着する。

顔にフィットしたマスク&インナーマスクで、花粉の侵入をシャットアウトしましょう!
イラスト=村田エリー 編集協力=彦田恵理子
Information
たなか耳鼻咽喉科院長。テレビや雑誌など、メディアにも多数出演し、花粉症の傾向や対策、アレルギー疾患等を分かりやすく解説している。
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