あなたのカビ対策は大丈夫? 意外と知られていないカビの正しい対処法

夏が近づくにつれて、気になり始める“カビ対策”。
特に風呂場などの水まわりは、よりカビ対策に力が入りますよね。
しかし正しい知識が身についていないと、せっかく掃除しても全部水の泡になってしまう可能性が。
今回は、風呂場の正しいカビ対策を学んでいきましょう。
黒カビをスポンジでこすっても無駄!?
6月6日の「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)では、人気コーナー「予防の間違い探すンデス!」を放送。
「衛生微生物研究センター」検査研究部門長・李新一先生が、今からできるカビ対策を教えてくれました。
まずは“風呂場”のカビ対策について。
浴室の目地などに発生する黒カビは、奥まで根を張っているのでスポンジでは完全に取り除けません。
たとえ表面上は綺麗に見えても、目地の奥には取り切れなかった無数のカビが。
残ったカビはやがて繁殖し、再び目に見える黒カビへと成長していきます。
そこで李先生がおススメするのが、ペーパーを使った黒カビ対策。
頑固な黒カビにカビ取り剤を吹きかけたら、ペーパーを乗せて数十分置いておくと効果的です。
パック状態にすることでカビ取り剤が流れていかなくなるため、より奥のカビまで浸透するように。
これにはネット上も、「ペーパーを置くだけで黒カビが退治できるの!?」「いつも歯ブラシで目地をゴシゴシしていた苦労って一体…」「どうりですぐカビが生えると思ったら、繁殖していたのか」「よ~し、早速カビパックして一斉除去してやる!」など驚きの声が上がっていました。
一方冷蔵庫の自動製氷機も、カビが生えやすい要注意ポイント。
製氷機の給水タンクには常に水がたまっている状態のため、手入れを怠るとカビが発生してしまいます。
給水タンクの水はこまめに取り換えるなど、定期的なお手入れを心がけてくださいね。
梅雨明けもカビ地獄は続く!?

カビといえば「梅雨=カビの季節」というイメージが定着していますが、梅雨が終われば一緒にカビの増殖シーズンも過ぎ去ると思っていませんか?
一般財団法人「食品分析開発センターSUNATEC」によると、一般家庭に多く存在しているカビの至適温度は20~30度、相対湿度70%以上で生育するそうです。
実は「温度が20~30度」で「湿度が70%以上」の状態は、梅雨が始まる5月から梅雨明け後の9月まで(出典:気象庁ホームページ)。
つまり梅雨が明けた後も、カビの増殖シーズンは続いていきます。
しかしケルヒャージャパン株式会社の「カビ」に関するアンケート調査によれば、多くの人が梅雨明け後のカビ対策をおこなっていない様子。
30~50代の女性500名に「梅雨明け後は、カビの発生を気にしていますか?」と尋ねてみたところ、気にしていない人は約3人に1人という結果に。
「梅雨明け後は、カビの対策を行っていますか?」という質問についても、約4人に1人が対策をおこなっていません。
正しい対策法を学んで、カビの季節を無事に乗り越えていきたいですね。
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