子どもの視野は90度!? 子どもに交通ルールを覚えてもらうためのコツ

最近では子どもを巻き込んだ大きな交通事故が世間を騒がせています。
危険な交通事故から子どもを守るためには、きちんとした対策が必要。
今回は各地で行われている“交通安全対策”についてみていきましょう。
交通ルールを教える際は“言葉選び”が大切!
6月6日放送の「あさイチ」(NHK)では、子どもの交通事故対策についてピックアップ。
まず紹介されたのは、“チャイルドビジョン”を取り入れた講習です。
講習は50代以上を対象に、子どもの視野が疑似体験できるメガネをかけて実施されました。
大人の見える範囲が左右150度なのに対して、子どもの視野はわずか左右90度のみと大人の6割ほど。
子どもの視野を体験した参加者は、「こんなに見えないなんて… 信じられない」とコメントしていました。
番組では子どもに交通ルールを伝える際の“コツ”についても紹介。
京都市のある保育園では外出ルートの安全点検を子どもと一緒に行っているそうです。
その際に意識するのは、子どもたちへのルールの伝え方。
例えば横断歩道に関するルールを伝えるときは、わかりやすい言葉を使って具体的に指示を出しましょう。
また子どもに教えるだけでなく、どうするかを問いかけて主体的に考えさせることも大切。
注意点を伝える時に言ってしまいがちな「気をつけて下さい」は、子どもにとってあまり効果がないそう。
「自転車がたくさん通る道」「ぴかぴかしたら止まってね」など、見るべき対象を具体的に説明すると子どもが理解しやすくなります。
これには視聴者からも、「『気をつけて下さい』って言いがちだから気をつけなきゃ」「子どもの気持ちで見たり伝えたりすることが重要だよね」「自分の子どもに交通ルールを伝えるときは子ども自身に考えさせよう」といった声が上がっています。
各地での交通安全の取り組みを大紹介

交通事故から子どもたちを守るために、各地の警察や自治体でもさまざまな取り組みが行われています。
埼玉県警察音楽隊は交通安全に大切な「見る」「止まる」「待つ」「確かめる」の4つの約束を、オリジナルソングにして小学校で披露。
また群馬県高崎市の公式サイトでは、踊りながら信号について学べる「信号の歌」の動画も見ることができます。
京都府や千葉県警でも交通安全のオリジナルソングを作成。
新潟県警では交通事故対策を広めるためのオリジナル体操を紹介しています。
これらの取り組みはネット上で、「こんな取り組みがあるのを初めて知った…」「子どもが覚えやすいのがいいよね」「さっそく子どもに見せてみる!」と好評のよう。
子どもを事故から守るためには、さまざまな工夫が必要です。痛ましい事故がこれ以上起こらないよう、努力していきたいですよね。
レタスクラブ編集部

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