ローンの返済があるのに出産で収入減に…脱「金欠」生活のために何をやるべき?【お悩み相談】

■相談者プロフィール
水玉(27歳女性)
授かり婚で結婚し、0歳児を育てている新米ママです。
お悩み相談
お互いローンを抱えたまま授かり婚で結婚した20代の夫婦です。ローンの返済に追われていたこともあり、お互い独身時代からの貯金は0。出産関連で必要になるお金をなんとか捻出しながら乗り越え、子どもとの新しい生活がスタートしました。
新生活をスタートするにあたり、ローンの返済や生活費になど家計について話し合いを行ってから生活を始めましたが、うまく回っていません。
まず出産育児のため私が満足に働けません。そのため、夫の収入で夫と私のローン返済を行いながら生活しています。
ローンの内訳は夫が消費者金融、私が消費者金融と奨学金です。奨学金はまだ10年以上残っており、そのほかのローンは今年中に終わるものと、3年近く返済が続く予定のものなどがあります。
ローンの返済や家賃の支払い、光熱費や生活費、そして子どもの生活に必要な物品を購入すると、夫の収入とトントンまたは少し赤字になる状態です。大人の食費を節約したり外出や外食を控えたりとできることを行ってはいるつもりですが、出産前より光熱費が高くなったため、ギリギリかマイナスに…。
そのため、子どもの面倒を自宅で見ながら元々していた在宅ワークに復帰しました。しかし、子どもを預けずにできる仕事量に限界があり、赤字にならないようにするのがやっとです。
今後さらに子どもが大きくなるにつれ子育てに関係する費用が必要になってくるでしょう。そのため、今のタイミングで少しずつでも貯金を始めたいと思い、家計の見直しをしたいと思っています。
ローンの返済、毎月の生活費、高くなってしまった光熱費、貯金のプランなど、見直さないといけない項目はたくさんあるんですが、どのように見直していけばいいのでしょうか。
今は消費者金融への返済を優先しましょう
一般的に消費者金融の貸付は金利が高く、利息の支払いだけでも金額がかさみがちです。
消費者金融への返済を残したまま貯蓄をしても効率が悪いため、まずは貯蓄を考えるより消費者金融への返済を優先してはいかがでしょうか。
奨学金がJASSO(日本学生支援機構)のものであれば、産前産後休業や育児休業で無収入および低収入になった方に、返済が猶予される制度があります。
猶予制度が利用できれば、奨学金の返済に充てていたお金で消費者金融への繰り上げ返済をすることが可能です。繰り上げ返済では元金が減るため、支払利息の節約にもなります。
光熱費については、家にいる時間が増えるぶんは増えてしまっても仕方ありません。ムダを減らす努力は心がけたいですが、クーラーをつけないなど健康を害するような節約は赤ちゃんのためにもNGです。
借金返済の目処がついたら、手取り収入から固定費や食費などの予算を引き、貯金できる金額の目安をたてましょう。貯金は先取りして手をつけないようにすることがおすすめです。先取りするという点では、銀行等の積立貯金を利用したり、子どもの教育資金のためであれば、保険商品を利用するのも1つの方法です。
■回答者プロフィール
a.saito
ライターとしてクレジットカードや各種ローン、奨学金など金融に関する記事を幅広く多数執筆。
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