スマホのバッテリーを長持ちさせる工夫 ミニマリスト スマホの中を片付ける(5)

#くらし   
バッテリー対策の意識で電池切れの不安から解放されるかも


今や多くの人が持っているスマートフォン。このスマホを効率よく使いこなせるようになると、人生が変わるんです!

『スマホひとつで暮らしたい』で自身の実践するミニマルな暮らし方を紹介した、デジタル・ミニマリストである飯島彩香さん。『ミニマリスト スマホの中を片付ける』では、スマホを自分仕様にカスタマイズすることで生活の質を上げ、人生を劇的に変える方法を教えてくれました。本書が紹介する51の活用術より、編集部厳選の内容を5回連載でお届けします。今回は第5回です。

バッテリーを長持ちさせる工夫

スマホをフル充電しても、1日中出歩いて写真を撮ったり、アプリで地図を確認したりしていると、充電の減りは早いもの。
旅行中はもちろんですが、日々の生活でバッテリー対策を意識していると、電池切れの不安から解放されるかもしれません。
私が実践している7つの方法をご紹介します。

【画像を見る】ミニマリスト スマホの中を片付ける

①画面の明るさを手動調整にする
画面の明るさを自動で調整する機能を「ON」にしておくと、バッテリーを消耗します。自動調節は「OFF」にし、手動に切り替えるのがおすすめ。
画面が明るければ明るいほどバッテリーは消耗するので、私は室内にいるときは極力、一番暗い設定にしています。

②ダークモードに切り替える
画面全体を「ダークモード(ダークテーマ)」に切り替えると、有機ELを使ったディスプレイ(iPhoneだとX以降)では省電力効果があります。
加えて夜は「ナイトシフト(夜間モード)」で暖色に設定することで、できる限りブルーライトを浴びないように工夫しています。

③APPのバックグラウンド更新をオフにする
使用していないアプリが、バックグラウンド(裏側)で更新するのを許可する「APPのバックグラウンド更新」もバッテリー消費に関わります。
この機能が「ON」になっていると、アプリを触っていなくてもバッテリーを消耗しています。私は、「アプリを立ち上げたときにだけ最新状態になればいい」と思うアプリ以外を「OFF」にしています。
また、APPバックグラウンド更新は「Wi-Fi」接続時だけに。データ通信の節約にもつながります。

④Wi-FiやBluetoothをオフにする
Wi-Fi環境下にいないのに、Wi-Fiを「ON」にしていると、スマホが利用可能な電波を探してしまうので、バッテリーを消耗します。Wi-Fiに接続するときのみ「ON」にし、常時「ON」は避けましょう。
Bluetooth接続も、使わないときは「OFF」にしておきましょう。

⑤メール受信を「フェッチ」にする
メールを受信するためのデータ取得には、「プッシュ」と「フェッチ」という2つの方法があります。リアルタイムでメールを受信できるのが「プッシュ」ですが、バッテリーやデータ通信量を消費しやすいのが難点です。
もうひとつの「フェッチ」は、15分ごと、30分ごとなど、設定した時間ごとにメールの受信確認を行います。私は、どのメールアカウントもすべて「フェッチ」の「1時間ごと」に設定して、バッテリー消費を抑えています。
iphoneの場合は、「設定」→「パスワードとアカウント」→「データの取得方法」から変更可能です。

⑥通知をオフにする
アプリからの最新情報の通知(アプリアイコンの右上に表示される数字)は便利な面もありますが、バッテリーを消耗します。
不要な通知はうるさいだけなので、アプリの通知は最低限必要なものだけを残して「OFF」にしておくのがおすすめです。

⑦よりバッテリーを持たせたいときは、機内モード
電話やネットワーク通信などをすべて遮断してしまうのが機内モードです。
外出先でバッテリーが少なくなってきたら、スマホを操作するときや連絡を待っているとき以外は、機内モードにしておくのもおすすめ。
朝、短い時間で、できるだけ速く充電したいときも、機内モードにして充電すると、充電スピードが上がります。


※情報は2020年5 月31日時点のものです
著=飯島彩香/ミニマリスト スマホの中を片付ける(KADOKAWA)

ミニマリストあやじまのブログ:https://ayajima.com/

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