「女の悩み」にズバリ回答!「来年、定年退職する父が心配で…」
夫、しゅうとめ、親族…。女の悩みって、どうしてこんなに多いのでしょう? はぁ~、とため息をつきながら一人で考え続けるのに疲れたら、誰かに相談してみませんか。今回は、キャリアカウンセラーの小島貴子さんが皆さんの悩みにお答えします。
【お悩み】
来年、父が65歳で定年退職します。60歳で長年勤めた会社を定年退職したあとに勤めだした、同じ業界の会社ですが、その仕事もあと1年で雇用終了の予定です。心身ともにまだ元気なので本人にも仕事をしたい気持ちはあるらしいのですが、これまでやったことのない仕事をするイメージは湧かない様子。仕事一筋の父が、急に毎日家にいたらすぐに飽きるのでは、というのも心配です。何かアドバイスがあれば教えてください。(埼玉県 カオリ 38歳)
【小島さんの回答】
まずは、お父様の2度目の卒業をしっかり祝ってあげましょう。これからは人生100歳時代。100歳までの35年間をワクワクした気持ちで過ごそう、とエールを送ってください。
世界一長寿の国・日本。誰も経験したことのない、「死ぬまで現役」が可能です。前例がないからこそ、お父様自身でじっくり考えればよいのです。「働かないといけない」という固定観念を解き、どんな生き方で100歳まで過ごそうか?を話してみてください。遊び、勉強、仕事……健康で生き生きした生活のために、どれも重要です。
仕事を考える前に、新しい学習を始めれば視点が変わりますし、勉強は自信につながります。時間とお金がそれほどかからない資格を得るのも楽しいです。シニア向けの公共職業訓練もありますし、シニア向けのハローワークではいろいろなセミナーがあります。仕事への考え方も、従来とは違っていいのです。「働く=会社」から離れた視点で考えると、いろいろなことに挑戦できます。週半分、または、一日の数時間働くという選択もあるでしょう。シニアへの期待も広がっていて、再就職や、前職の能力再活用を支援する会社もあるので、調べてみてはいかがでしょうか。
【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
こじまたかこ/キャリアカウンセラー、東洋大学理工学部准教授。2男の母。専業主婦を経て職業訓練指導員に。『天職力と転職力』(小社刊)など著書多数。
イラスト(小島さん似顔絵)=伊藤和人
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