妻がマッチングアプリに潜入して夫の浮気調査…!? 大手探偵事務所にリアルな話を聞いてみた!

#くらし 
新婚なのに夫が「マッチングアプリ」を使っている

新婚なのに、夫が「マッチングアプリ」を使っている疑惑。
そして自ら「釣りアカウント」を作り潜入調査! この実話を読み「うちの夫は大丈夫?」と不安になったり、作者の大胆な行動を「やったれ!」と応援したくなったり……。レタスクラブWebで連載当初から話題を集めたコミックエッセイ『旦那がマッチングアプリでやりとりしてる相手は嫁です』は、今でも大盛り上がり! それはやはり当事者が多いからなのでしょうか? 
そんな巷の「浮気事情」をさらに探るべく、メディアにも多数出演している総合探偵社MRの代表取締役社長・岡田真弓さんにお話を伺いました。

総合探偵社株式会社MR代表岡田真弓さん


――岡田さんは長年、探偵社を経営されてきたなかで、たくさんの浮気現場をご覧になっていると思います。『旦那がマッチングアプリでやりとりしてる相手は嫁です』のように、昨今は「パートナーがマッチングアプリを使って浮気をしているかも」というご相談は増えていますか?

岡田さん「おっしゃる通り、増えましたね。今や既婚者がマッチングアプリを使っているという状況はまったく珍しくありません。マッチングアプリというのは、同級生が再会して浮気した……などのケースと違い、使っている本人は浮気だと思っていないくらいカジュアルな感覚のようです。ひと昔前でしたら『ちょっとお酒を飲みたいから、女の子がいるお店に行こう』くらいのノリでしょう。時代の移り変わりとともに、今はいろいろなサービスが生まれているようですね」

うちの夫、最近怪しいかも?と感じた時点で危険信号


――『旦那がマッチングアプリ~』では、夫のスマホの通知画面にアプリのアイコンが出てきた! というのが事の始まりでしたが、同じような状況が、あちこちで発生しているということですね。うちの夫、最近怪しいかも? と感じた時点で既に、もう危険信号でしょうか?

まさか…嘘でしょ!?


「女性はいろいろなところに目が向きやすいので、勘が鋭いことが多いです。女性が『怪しい』と思った段階で、8~9割は当たっていると思っていいくらいです。怪しいと思ったらまずは、スマホを肌身離さず身につけているか、レシート、領収書、外見、身なりの変化などをチェックしてみてもいいでしょう。
ただし『不貞の定義』は、『一定期間継続した肉体関係』とされることが多いんです。ですから夫がマッチングアプリで出会った相手と1度関係して、もしその現場=ホテルの出入りなどの画像を押さえることができても慰謝料は請求できないと思った方がいいですし、離婚の理由にすることは難しいと思った方がいいでしょう。
相手の目的が『パパ活』の場合は、2回以上会う確率が高い傾向があり、その証拠を押さえれば妻が相手に慰謝料を請求したり、離婚を拒否または求める権利が生まれるケースも。しかしそれ以外のケースで、マッチングアプリで出会った人と2回以上会う傾向はあるのか? と聞かれると、それは正直データも少なく、まだまだ不透明な分野です」

――浮気の証拠を探るため、同作品では「妻が夫のiPadにログインして、LINEの内容をチェックする」というアクションもありました。これが問題になることはありますか?

「本来は『プライバシーの侵害』などの問題がありますが、過去の事例上で『浮気を心配して夫婦間でこっそり見る』というケースの場合は、法的には罪に問われないという判決になることのほうが多いですね。とは言え、夫や妻の携帯やパソコンを勝手に見るという行為は、法律上の責任を追及されるリスクがあったり、一緒に暮らしているパートナーが身辺を調べ過ぎると、相手に気づかれるリスクが高くなり関係性の問題もあります。また自身で夫の携帯を見始めると気になり過ぎて落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。そのため、証拠をきっちり押さえたいのであれば、プロに調査を依頼していただきたいところです」

――個人情報の宝庫とも言えるスマホやタブレットですが、今どきはパスワードをかけるのが常識になっています。実際、自力で証拠を集めている皆さんは、そこはどうやって突破しているのでしょうか?

「パスワードをかける習慣はあっても、意外と単純なパスワードであることが多いものです。自分の誕生日だったり、操作しやすいシンプルなパターン認証だったり。何かを検索するためにロック解除しているところを何気に見て知ってしまう……というケースも珍しくありません。一緒に過ごしているうちにその気がなくても知ってしまったケースもたくさんあります。そのうえ、浮気中・恋愛中は目の前の相手に夢中になり、警戒心が薄れがちです。届いたメールをいそいそと確認していると無防備になり、パスワード解除している姿が丸見え……という話もよくありますよ」

――同書では妻が「釣りアカウント」を作ってマッチングアプリに「潜入調査」も行っています。浮気調査をする上で、探偵がこのようなことを行う場合もありますか?

「釣りアカウント」を作って「潜入調査」は定番の調査方法


「定番の調査方法です。調査員はパートナー以上に冷静に対象者を分析してアカウントを作りますから、成功する確率も高い。調査でマッチングアプリに潜入した場合、ほぼ成功すると言ってもいいでしょう。実際にあったケースでは、女性探偵が登録して依頼者の夫とやりとりする中「元気してる? 最近ハートブレイクしちゃって、心がフローズン」というようなメッセージが送られてきました…。その夫は50代です。もちろん報告書にまとめますから、そんな恥ずかしいメッセージが妻はもちろん、たくさんの関係者の目にさらされるわけです」

――それは恥ずかしいですね…。

「SNSだけでなくマッチングアプリなども登場し、今は本当に気軽に浮気ができてしまう時代です。一方、調べることも容易な時代です。例えば位置情報を確認するGPSなんて、昔は探偵しか使わないような手段でしたが、今やAmazonでもGPSアイテムを買うことができます。本当に悪いことがしにくい時代だなと思いますね」

――「夫の身辺調査をしてほしい」と探偵社に依頼する場合、依頼者に「やらないで欲しいこと」というのはありますか?

「先ほどもお話したように、不貞の定義は「一定期間継続した肉体関係」と思っていただいた方がいいでしょう。ですからご自身で現場に乗りこんでしまうと、ラッキーでも証拠がとれて1回のみ。その後は夫が警戒するでしょうから、2度目の証拠はほぼ押さえられなくなります。お金を使って調査する目的は、証拠を押さえ、その後離婚するのかやり直すのか一緒に考えていくこと。ですので、やはり証拠を押さえることは必須です。
できるだけいつも通りに過ごし、泳がせていただくようアドバイスします。それでも感情が高ぶってしまってという人もいるでしょう。しかし今はどん底でも、事実を知るメリットが必ずあるんだというイメージを持つことです。私たちは依頼者様に、それを何度も伝えます」


――今回は夫がマッチングアプリを使っていた~というケースの実話ですが、妻が使っていたので調べてほしいという依頼はありますか?

「私は探偵社を18年経営していますが、始めた当初は浮気調査の依頼者は90%女性でした。ところが今は、男:女=4:6の割合。徐々に増えているんです。それは女性が社会に出ていることや、ネットが普及して相手を探しやすくなったことも関係しているでしょう。
昔だったら喧嘩をしても何とか仲直りして……というところが、今の時代はネット上で味方してくれる人がいくらでも現れる。服を着替えるように、自分にあった人を次々探すような感覚でしょうか」

マッチングアプリのシステムそのものは画期的ですが、その分トラブルも


「気軽にたくさんの人と出会い、趣味や嗜好なども事前にすり合わせることができるマッチングアプリ。システムそのものは画期的ですが、その分トラブルも。
人間の欲求の中で、浮気したい気持ちが出てくることもあるかもしれません。しかし、身元がいくらでもごまかせるようなネット上で気軽に実行するのは、いろいろな調査手段が充実している今の世の中でとてもリスクが高い行為だと思います。それでも、この手のトラブル、そして調査の依頼は増えていくと思います」


最近では相手が見つかってもアプリを使い続けてしまう「マッチングアプリ依存」という現象も生まれているそう(実際、同書の夫もそうでした)。次々と生まれる新たなサービス。変わっていく常識や出会いの形。そこからは、さまざまなドラマや教訓が生まれているようです。SNSとても便利ですが、使い方や目的によってはまさに諸刃の刃。そんなことを再認識させられる、戦慄の実話でした。

取材・文=木下頼子

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岡田 真弓さん
総合探偵社株式会社MR代表。夫婦間の問題には心のケアが必要と考え、業界初のカウンセリング担当制度を導入し、探偵業界で売上No.1を達成した。2008年にMR探偵学校を開校し、学長に就任。著書『夫を夢中にさせる“いい妻”の愛されルール』(幻冬舎メディアコンサルティング)ほか。

総合探偵社株式会社MR
「女性が安心して依頼できる探偵社」として信頼を集めている大手探偵事務所。一般的な探偵社は「調査を終えたら業務終了」となりがちなところ、「真実の先にある幸せまでたどりつくこと」をミッションとし、心に寄り添うアフターケアにも力を入れているそう。
https://www.tantei-mr.co.jp/

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