新型コロナで収入が減少! 副業を考え中です【お悩み相談】

#くらし   

■相談者プロフィール

茜(36歳女性)

アパレル会社で経理事務をしている独身女性です。趣味は美術館めぐりで、ポストカードを集めています。

お悩み相談


一昨年末に結婚を約束した人と別れて「もう結婚はないのでは」とひとりで生きていくことを考えている36歳女性です。仕事はアパレル会社の経理事務ですが、実家は遠くて、大阪でひとり暮らしをしています。

昨年の半ばまで気持ちが落ち込んでいて、職場と家を往復するだけの毎日でした。ですが「このままではいけない」と考え、好きだった美術館めぐりを再開して自分でも水彩画を描こうと、習いだしました。

やっと気持ちが立ち直ってきた矢先に、新型コロナの影響で時短・休業があり収入が月2万円ほど減りました。雇用調整助成金などで会社はしのいではいますが、春夏はモノが動かなかったため、夏のボーナスはありませんでした。今まで月々足りない分はボーナスをあてていたので、ダメージは大きいです。

7月以降はだいぶん業績も戻ってきていますが、冬のボーナスも期待できないでしょう。せっかくはじめた水彩画の趣味や美術館めぐりにもお金がかかります。生活を切りつめて、趣味にお金をかけなければ、ぎりぎりの暮らしはできるでしょうが、考えただけで息がつまりそうになります。また、将来のことも不安です。

そこで「副業をしてはどうか」と思いつきました。9時~18時が定時で、土日祝は休みですが、もし副業をするならどんな仕事があるのか、具体的に知りたいと思っています。 特技は本業の経理や財務関係と、水彩画の先生に「センスがある」と褒めていただいた絵くらいしかありません。経理事務ですが、繊維関係の仕事が長いので知識は豊富です。

副業で心配なのは、会社にばれたときのことです。社内規定には、副業のことは書いていなかったと思いますが、もしも懲戒処分になってしまっては元も子もなくなってしまいます。この点から、副業が現実的でなければ、趣味をやめずに暮らすための方法がほかにあるでしょうか?

まずは就業規則の確認! スキルマーケットもおすすめ


コロナの分で減った収入をどうにかしようと考えられる茜さんは、物事を前向きにとらえて行動を起こせるバイタリティある人だと思います。

茜さんが心配されているのは、副業をしたいけれど、現在勤務している会社の規定に反してしまわないかということですよね。
まずは、副業に関する規定があるかどうかきちんと確認しましょう。

働き方改革の流れから、国が副業や兼業の促進を図っています。もしかしたら勤務先の就業規則も、副業を認める旨の追加があるかもしれません。また、コロナ禍という特別の状況から、原則は副業が禁止されていても、特例的に認める場合も考えられます。
安心して副業を開始するためにも、まずは労務部など就業規則を管轄している部署に確認してみましょう。

副業がOKとなれば、派遣会社に登録して土日にできる仕事をマッチングしてもらうのもおすすめです。経理の知識や経験が活かせる仕事を紹介してもらえる可能性もあります。
また、ネット上でスキルを売買できるサービスもあります。たとえば、「似顔絵を作成します」「水彩画を教えます」「経理をお手伝いします」といった特技を活かした副業をすることもできます。

副業が認められ、自分にあう仕事ができるといいですね。

■回答者プロフィール

斎藤あやか
心理学部卒。ライターとして金融に関する記事を多数執筆。お金に特化したメディアでの執筆経験あり。

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