もう限界!スポーツ教室でママ友からいじめのターゲットに!教室は辞めたくないけど、毎回つらいです…【お悩み相談】
夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。
■相談者プロフィール
ゆめか(36歳女性)
小学生の子ども2人を持つ兼業主婦です。
お悩み相談
36歳女性です。息子(小4)はあるスポーツの習い事をしているのですが、保護者の中にとても意地悪な方がいます。自分の気に入らない親子がいると、その親子の悪口を言いまくるのです。
「~くんが友達を殴って歯を折った。あの子は乱暴だから絶対に仲良くしない方がいい」「~くんのお母さんが職場で陰湿ないじめをしている」などと事実無根のことを言います。
悪口を言われている親子とは仲がよく、あきらかに嘘だと分かったので「そんなことないんじゃない?」と言ったところ、今度は我が家が標的にされて、嫌がらせをされるようになりました。
例えばみんなにお菓子を配って息子にだけ渡さなかったり、わざと足の上にものを落としたり、連絡網をうちだけ回さないなどです。
先日は「~くん、いつもみんなにいじめられて泣いてるよ」と事実とは違う嫌がらせのラインが来ました。
先生に相談しても「そういうことは保護者同士で解決してください」と言われて相手にしてもらえません。
息子は毎回嫌がらせをされるので、帰る時にはとても不機嫌になっています。しかしそのスポーツは競技人口が少ないので教室があまり無く、教室を変わることができません。息子はそのスポーツを辞めたくないので我慢をしているようです。
しかし、息子は楽しいはずの習い事が楽しくなくなり、毎回嫌な思いをして帰って来ます。そして、私も毎回辛い思いをし、このことを考えると眠れない日もあります。せっかく今まで続けてきた習い事なので、何とか続けさせてやりたいとは思っているのですが、どこまで我慢をすればよいのかと、悲しくなったり腹が立ったりしてしまいます。
今後どのようにするのが息子にとって一番いいでしょうか。 アドバイスをお願いいたします。
一人で抱え込まず、公的な機関に相談しましょう
スポーツ教室でたくさん辛い思いをされながらも、息子さんが好きなスポーツを続けさせようと、いろいろな方法を模索するゆめかさんは、子どもから見ると頼もしいママですね。まず、問題ママ友の中傷発言に対し、毅然とゆめかさんが「事実と異なる」とママ友をかばった行動は勇気があると自信を持ってください。
そもそも問題ママ友の行動ですが、許されるものではありません。また、スポーツ教室の先生がゆめかさんの相談に全く応じてくれない、息子さんのスポーツ教室で学ぶ環境を整えていないのは大きな問題です。
ゆめかさんは、既に生活の一部に支障が出ており、息子さんもスポーツ教室で毎回のように嫌な思いをされています。お2人だけで状況を改善することは不可能に近いので、心身が限界になる前にスポーツ教室をやめることも前向きな選択肢の1つとして考えておきましょう。
習っているスポーツの協会があれば、お近くに無いと思っていても念のため「できるだけ近隣に他の教室がないか」と相談してみるのもいいでしょう。
また、問題のスポーツ教室を辞めても対象のスポーツを続ける方法として、学校の部活動で対象スポーツを学ぶ方法もあります。小学校4年生の息子さんにとっては長期的なプランですが、対象スポーツの指導が受けられる進学先を調べてはいかがでしょうか。中学や高校で対象スポーツを学ぶことができるなら、今通っているスポーツ教室を一度やめたとしても、再度やれるチャンスが出てきます。
もし、息子さんと相談した結果、今のスポーツ教室をしばらく続けることになった場合は、法務省の「インターネット人権相談受付窓口(24時間受付)」に相談する方法があります。状況改善に向けてのアドバイスをもらえることがあるので活用してみてください。
問題ママ友のことをうやむやにせず、本当にここまでがんばったゆめかさんとお子さま。お2人の気持ちを最優先に考え、より納得のいく道を選んでくださいね
■回答者プロフィール
桜川 真愛
自身が親との接し方に悩んできた経験からキャリア形成や人間関係に関する相談が得意。 「前向きなマインド作り」をお伝えしています。
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