「夫よ、床拭いて!」妻が悩む床掃除の理想と現実、分担の実情

#くらし   
【床掃除】の理想と現実

コロナ禍で外出の機会が減り、いまあらためて“家での心地よさ”が注目されています。しかし過ごす時間も人数も増えれば、どうしても家の中は汚れてくるもの…。特に面積の広い「床」の汚れは目立ちやすく、油断するとすぐにホコリや食べこぼし汚れがたまってしまいますよね…。

レタスクラブニュースでは、「床掃除」についてのアンケートを実施。「子育て中の主婦(回答388人)」にスポットを当て、気になる「床掃除」の実態をレポートしていきます。

今回、床掃除には大きく分けて「掃除機かけ」と「床拭き」の2つの行程があると考えました。
子育て中の家庭ではどのくらい床掃除をしているのでしょうか? またどの程度家族で分担しているのでしょうか。

【掃除機かけ】理想は毎日。自分ができない時は誰もやらない…

掃除機はコードレスが主流に

掃除機は「コードレス」が人気。
「コンセントの抜き差しや届かないストレスがない」(36歳)
など、気軽に使える部分が支持を得ている様子。
実際に掃除機をどのくらいの頻度で使っているのでしょうか?

掃除機は毎日かけたいけれど、実際は…

どれくらいの頻度で掃除機をかけたいと思っていますか?
●毎日1回…41%(159人)
●2~3日に1度…31.7%(123人)
●週に1度…11.9%(46人)
●4~5日に1度…6.2%(24名)
●毎日2回以上…4.6%(18人)
●月に1度以下…2.6%(10人)
●2週に1度…2.1%(8人)

理想の掃除機かけの頻度は「毎日」を挙げた人が最も多く、次いで「2~3日に1度」となりました。
ところが「掃除機をかける頻度に関する気持ちのうち、いちばん近いものを選んでください」という質問には…
●もっとやったほうがいい…183人(47.2%)
●ちょうどいい…146人(37.6%)
●十分やっている…59人(15.2%)

約半数が「もっとやったほうがいい」と回答していることから、理想の頻度にはなかなか届かない実情がうかがわれます。その理由をたずねてみると以下のようになりました。

●面倒だから…99人(34.6%)
●時間がないから…85人(29.7%)
●自分以外に掃除する人がいないから …36人(12.6%)
●体が疲れるから…25人(8.7%)
●その他…41人(14.3%)

面倒、時間がないに次いで多かった「自分以外に掃除する人がいない」については、自分が忙しい時や手が回らない時は「やりたいけどできない…そして誰も他にやらない…」という深い苦しみを感じます。

9割以上の家庭で妻が掃除機かけを担当

「主に掃除機をかけているのは誰ですか?(シェアしている場合は複数回答可)」という質問には

●自分(妻)…362人(93.3%)
●配偶者(夫)…77人(19.8%)
●子ども…24人(6.2%)
●配偶者・子ども以外の家族…11人(2.8%)
●お掃除家電…13人(3.4%)
●していない…4人(1.0%)

共働きでも、9割以上の家庭で妻が掃除機かけを担当していると回答。2割程度は夫との回答もあり、少しずつ家事分担が進んではいるようですが…一人で掃除機かけのプレッシャーを背負っている方が多いようです。

「床拭き」の家事分担はもっと深刻

力を入れて雑巾がけするのはツライ

次に「床拭き」についても聞いてみました。

【画像】床拭きはどのくらいやりたいと思っている?

どれくらいの頻度で床拭きをしたいと思っていますか?
●毎日1回…29.9%(116人)
●2~3日に1度…26.5%(103人)
●週に1度…18.8%(73人)
●月に1度以下…13.1%(51人)
●毎日2回以上…4.4%(17人)
●2週に1度…3.9%(15人)
●4~5日に1度…3.4%(13名)

理想の床拭き頻度は「毎日」を挙げた人が最も多く、次いで僅差で「2~3日に1度」となりました。

汚れ落ちが確認できるので 達成感はある!でも超大変!

掃除機のときと同様に「床拭きをする頻度に関する気持ちのうち、いちばん近いものを選んでください」という質問項目には

●もっとやったほうがいい…242人(62.7%)
●ちょうどいい…110人(28.5%)
●十分やっている…34人(8.8%)

「もっとやった方がいい」という回答が、掃除機のときよりもさらに15%以上高くなっています。「十分やっている」も1割以下となり、掃除機かけよりも床拭きの方が、「もっとやった方がいいと思っているが、実際はやれていない」状況だとわかりました。

その理由は
●面倒だから…123人(38.3%)
●時間がないから…89人(27.7%)
●自分以外に掃除する人がいないから…47人(14.6%)
●体が疲れるから…32人(10.0%)
●その他…30人(9.3%)

床拭きに取り掛かる前に、「フロアワイパーにシートを取り付ける」「雑巾をしぼる」などの準備が必要となるため、掃除機かけよりも「面倒だ」という気持ちが強くなっているようです。

「主に床拭きをしているのは誰ですか?(シェアしている場合は複数回答可)」という質問の回答は以下のようになりました。

●自分(妻)…363人(93.6%)
●配偶者(夫)…52人(13.4%)
●子ども 21人(5.4%)
●配偶者・子ども以外の家族…10人(2.6%)
●お掃除家電…7人(1.8%)
●していない…8人(2.1%)

主に「妻」が床拭きをしているとの回答は、掃除機かけとほぼ同じ数字に。
「夫」も担当している家庭は、掃除機かけと比べて6.4%低く1割強程度。
床拭きに関しては、家事分担がそれほど進んでいないのが現実のようです…。



“面倒に思う気持ちはやっぱりみんな持っている”とわかると少しは気がラクになります。
やりたいけどできないというモヤモヤを自分だけで背負わず、家族と分担したり、家電に頼るなど、なるべく負荷を減らしながら床掃除と向き合っていきたいですね。

※アンケート実施期間:2020年10/7~10/15(レタスクラブアンケート部会員メルマガにて実施)
文=鈴木 舞

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