洗濯の面倒をなくす なくす家事(4)

#くらし   
なるべく体力を使わずに終わらせたい!


シンプルライフ研究家・マキさんによる「新しい生活様式」対応の家事指南書が登場!

暮らしのシンプル化、効率化を提唱するブログ「エコナセイカツ」で人気のブロガー・マキさんによる、世界が激変しても、ムダをなくしてストレスなく暮らすコツが満載の『暮らしのムダをなくしてシンプルに なくす家事』。新しい生活様式の中でさらになくしたものも初紹介する本書より、暮らしに役立つアイデアを9回連載でお送りします。今回は第4回です。

※本記事はマキ著の書籍『暮らしのムダをなくしてシンプルに なくす家事』から一部抜粋・編集した連載です

洗濯は0歩で完了する

わが家には洗濯カゴがありません。なぜなら、洗濯が0歩で完了するから、わざわざカゴを用意して持ち運ぶ必要がないのです。洗濯カゴはかなりの存在感があるので、ないほうが空間的にはスッキリ。わが家は、お風呂に入る際に脱いだ洋服は、洗濯ネットに入れて洗いたい服以外は直接洗濯機に入れます。

洗い終わった後は、洗濯機のフタを開けて、斜め上のつっぱり棒にかけた洗濯ピンチにどんどん干していくだけ。一歩も歩かないで洗濯物を洗濯ハンガーや洗濯ピンチにかけられるように、洗面鏡の手前
につっぱり棒を設置しました。洗濯物をこの場所(下の写真)でセットしたらベランダへと運んでいきます。

わが家の場合、洗濯は毎日のことなので、なるべく体力を使わずに終わらせたいもの。この洗濯物を洗う〜干すまでを1歩も動かない動線にしたおかげで、夫が洗濯物を担当してくれるようになりました。家事シェアのポイントは家事を超シンプルな仕組みにして「自分でもやれそうかも!」とハードルを下げることだと思っています。

道具も歩数も最小限。だれにとってもムリがない家事の仕組みは、家族の家事シェアが当たり前の令和の時代には必要不可欠なのかもしれません。

なるべく体力を使わずに終わらせたい!

 

洗濯機から出す→干す。この2工程で洗濯物干しは完了。白い10連ハンガーは赤ちゃん本舗、ステンレスピンチは無印良品で購入。どちらも使わないときはつっぱり棒に吊るして収納。

洗濯物はたたまない話

私は昭和時代のお母さんのイメージといったら、畳の上で正座して膝の上で洗濯物をたたんでいる姿を思い浮かべます。令和の今はどうでしょうか? 日常で何人のママたちが正座をするのか?(私は正座はめったにしない) そんなライフスタイルの変化があるにもかかわらず、まだ洗濯物を「たたむ」という行為だけが残っているのもおかしな話だと思います。

平成で私は洗濯物をたたまないことを推奨しましたが、先輩お母さんからは「子どものしつけによくないんじゃないか?」などというご意見もいただきました。ですが時代はさらに進み、令和になり「洗濯物をたたまない」というライフスタイルを選択する人が増えてきたように感じます。きっと娘たちが大人になったとき「洗濯物をたたむ」は死語になり「洗濯物をしまう」に変化しているかもしれません。

かつて私はソファに洗濯物を山積みにしていましたが、その状態が苦痛でした。洗濯物をたたむことに幸せを感じる人もいると思いますが、私にはそんな感情は湧いてきませんでした。どちらかというと一刻も早くこの苦しい気持ちから解放されたかった。だから洗濯物をたたむのをやめ、そのかわりに娘たちに1冊でも多くの本を読み聞かせようと誓いました。

 

洗濯物を取り込んだら引き出しの前まで歩いて行き、左手に洗濯ハンガーを持ち、右手で引き出しを開ける。次に洗濯ハンガーの衣類を右手でするっと取り、そのまま引き出しにしまったら洗濯終了。

著=マキ/『暮らしのムダをなくしてシンプルに なくす家事』(KADOKAWA)

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