いつも給料日前に金欠に!特に贅沢はしていないのに…【お悩み相談】

#くらし   

■相談者プロフィール

一葉(29歳女性)

独身。一人暮らし。派遣社員。

お悩み相談


29歳、独身です。一人暮らしをしています。仕事はコールセンターの派遣社員で、勤務は週5日、1日8時間程です。税金や社会保険料、年金などを差し引かれると、手取りは12万円になります。家賃、光熱費、通信費などを合わせると約5万円ですので、残りの約7万円が手元に残る形です。

この7万円で、毎月の借金の返済3万円、食費、雑費、交際費などをまかなうのですが、これが毎月うまくいきません。給料日は毎月10日ですが、月末に数千円の光熱費が払えないこともあります。また、次の給料日までの1週間、財布の中身に100円しかないということも少なくありません。

特に贅沢をしているつもりもなく、外食はコロナ禍前で月に1回ほど、コロナ禍になってからはほとんどありません。もちろん旅行もしていません。服や靴なども、必要な時にネットなどでなるべく安い物を探しています。
お昼もほぼ毎日お弁当を持っていくようにしていますし、食費がかからないように割引になったものを買うようにと努力しているつもりです。

毎月ざっくりとしか家計を把握でないことに問題があるんだとはわかっているのです。今までに何度も家計簿やアプリなども試してみましたが、最初はやる気満々なのに、いつも続きません。レシートをちゃんともらっても、財布がパンパンになって取り出したときに、どこに保管したのかわからなくなります。

昔からお金やスケジュールの管理がとても苦手で、いつも時間やお金の支払いに追われています。毎月返している借金も、家計が赤字続きだったうえに、友人や同僚の結婚式などが重なるなどどうしても現金が必要になり、クレジットのキャッシングや銀行のカードローンなどで借りたものです。

もっと仕事量を増やしたり、副業などをして収入が増えたりするようにすればとも思うのですが、前職では過労で体調不良になり、同じようになるのが怖くてこれ以上勤務を増やすことができないでいます。もう少し心に余裕を持って生活をしたいというのが切実な願いです。毎月、給料日前に金欠を起こさないために、こんな私でもできる対策はないでしょうか?

まずは借金をなくすための方法を考えましょう


切り詰めて生活しているはずなのに毎月の必要経費が払えなくなってしまっているということで、一葉様ご自身が不安に感じていることでしょう。

お金を計画的に使っているつもりでも、給料日前に資金難に陥る方も少なくありません。
今回は3つの管理方法をお伝えさせていただきます。

1つ目は、「お金を分ける」ことです。手取りの額に応じて、食費、光熱費など、費目ごとに封筒を分けてお金を入れておき、給料日までそのお金だけでやりくりするという方法です。こうすることで食費に対していくら使えるのかが手軽に確認できるようになります。急な出費に備えて緊急用のお金をいくらか余分に振り分けて置き、あくまで“使い切らない”ことが大切です。

2つ目は、「家計簿は週単位で行う」ことです。1ヶ月間の収支をまとめてしようと思っても、マメな人でないと続かず挫折する方が多くいらっしゃいます。1ヶ月に1回まとめてしようと思っても、記憶をたどる時間もあって余計に時間がかかる場合も。決めた曜日に、1週間分のレシートを家計簿に付けるという癖付けをやってみましょう。

3つ目は、「割引商品を無理に買わない」ことです。食費に限らずですが、セール品や特売品をついつい買ってしまう方は無駄に買いすぎてしまうことで思わぬ浪費に繋がっているケースがあります。毎日のように買い物に行かずに、まとめて買い物を行うことで、家計簿へ割く時間も軽減できます。

借金の返済3万円が家計を圧迫していると思われますので、可能であれば一時実家に帰省して返済が終わってから一人暮らしを再開する方法も可能であれば検討してみて下さい。
また、副業を借金返済完了するまでと期限付きで働いてみると、ご自身のモチベーション維持にもつながると思います。

■回答者プロフィール

水瀬 なお

人間関係や仕事関連のお悩み等が得意。 ファイナンシャルプランナーとして、さまざまな視点から物事の解決のお手伝いをさせていただきます。

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