ねこの手も借りたいってことですね 「ランプの魔人ねこ」/ねこむかしばなし(2)
ねこむかしばなし 2話
もしも、誰もが知っているあのお話にねこが登場したら…?
桃太郎、シンデレラ、一休さんなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦!?
昔話にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさを兼ね備えたねこたちが加わることで、物語は新たな展開に!
童話×ねこの癒やし系ねこまんが『ねこむかしばなし』から、思わずニコニコしてしまうお話を21回連載でお送りします。今回は第2回です。
※本作品はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集した無料試し読み連載です
◆ランプの魔人ねこ その1
◆ランプの魔人ねこ その2
◆ランプの魔人ねこ その3
◆元となったむかしばなし
アラジンと魔法のランプ
むかしアラジンという貧しくも心優しい青年がいました。
ある日、アラジンのもとに親戚だと偽って魔法使いがやってきました。「洞窟から魔法のランプを取ってきてほしい」と頼まれたアラジンは親戚の頼みなら、と快く引き受けます。
命からがら魔法のランプを手に入れたアラジンでしたが、魔法使いに騙され、洞窟に閉じ込められてしまいます。しかしアラジンは願いを叶えてくれるランプの精のおかげで洞窟から脱出。さらにはランプの精のおかげで国の王女と出会い、恋に落ちました。
そんなアラジンの前にあの魔法使いがまた現れ、お城ごと王女をさらっていきます。機転を利かせたアラジンは魔法使いを倒し、王女と幸せに暮らしました。
著=ぱんだにあ/『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)