彼と王妃の不義の恋 「円卓の騎士なねこ」/ねこむかしばなし(10)
ねこむかしばなし 10話
もしも、誰もが知っているあのお話にねこが登場したら…?
桃太郎、シンデレラ、一休さんなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦!?
昔話にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさを兼ね備えたねこたちが加わることで、物語は新たな展開に!
童話×ねこの癒やし系ねこまんが『ねこむかしばなし』から、思わずニコニコしてしまうお話を21回連載でお送りします。今回は第10回です。
※本作品はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集した無料試し読み連載です
◆円卓の騎士なねこ その1
◆円卓の騎士なねこ その2
◆元となったむかしばなし
円卓の騎士
円卓の騎士はアーサー王に仕えたとされる騎士です。
その人数は12人とも100人以上ともいわれています。円卓の騎士の一人であるランスロットは武勇においては右に出るものはおらず、弱きを助け強きをくじくその立ち居振る舞いから、最高の騎士と称されました。
しかし、主君であるアーサー王の妻グウィネヴィアと不義の恋をしてしまいます。そのことがきっかけとなり、アーサー王とランスロットは対立し、円卓の騎士は分裂の道をたどっていったのでした。
著=ぱんだにあ/『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)