山まで競争だ! 「うさぎとカメとねこ」/ねこむかしばなし(13)

ねこむかしばなし 13話
もしも、誰もが知っているあのお話にねこが登場したら…?
桃太郎、シンデレラ、一休さんなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦!?
昔話にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさを兼ね備えたねこたちが加わることで、物語は新たな展開に!
童話×ねこの癒やし系ねこまんが『ねこむかしばなし』から、思わずニコニコしてしまうお話をお送りします。今回は第13回です。
※本作品はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました
◆うさぎとカメとねこ

◆元となったむかしばなし
うさぎとカメ
ある日、うさぎがゆっくりと動くカメをバカにしていました。
するとガマンならなかったカメは「あの山まで競争をしよう」と持ちかけます。負ける気がしないうさぎは二つ返事で引き受けました。レースが始まり、ぐんぐんと差をつけていくうさぎ。するとその余裕からうさぎは居眠りをしてしまいます。
その間にカメはどんどんと追いついていき、ついには眠っているうさぎを追い越します。うさぎが目を覚ました時には、すでにカメはゴールへとたどりついていたのでした。
◆オオカミ少年とねこ

◆元となったむかしばなし
オオカミ少年
あるところに羊飼いの少年がいました。この少年はとても嘘つきで誰かを騙してはいつも楽しそうにしています。
ある日、村に出て少年は「オオカミが出た!」と叫びました。村人たちは慌てふためきます。もちろんそれは嘘で、少年は村人たちがバタバタとする様子を見て楽しんでいました。村人たちはカンカンです。
そして別の日、今度は本当にオオカミが現れます。このままでは自分の羊が食べられてしまうと慌てた少年は「オオカミが出た!」と叫びました。しかし、村人たちはどうせまた少年が嘘をついているに違いないと思い、誰も相手にしてくれません。
そのまま少年の羊はオオカミに残らず食べられてしまうのでした。
著=ぱんだにあ/『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)
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