ねこは激怒した 「走れメロスなねこ」/ねこむかしばなし(20)
『ねこむかしばなし 』20話【全20話】
もしも、誰もが知っているあのお話にねこが登場したら…?
桃太郎、シンデレラ、一休さんなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦!?
昔話にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさを兼ね備えたねこたちが加わることで、物語は新たな展開に!
童話×ねこの癒やし系ねこまんが『ねこむかしばなし』から、思わずニコニコしてしまうお話をお送りします。
※本作品はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました
◆走れメロスなねこ

◆元となったむかしばなし
走れメロス
むかしメロスという青年が邪智暴虐な振る舞いをする王様に激怒し、意見を申し立てました。
メロスは捕らえられ、処刑されそうになりますが、親友のセリヌンティウスを人質にすることを条件に妹の結婚式に参加するため3日だけ猶予が欲しいと願います。どうせ戻ってくるはずがないと思っていた王様は承諾。メロスは途中で親友を犠牲に自分だけ助かろうと考えたりもしますが、ボロボロになりながらも約束の日までに戻ってきました。
戻ったメロスとセリヌンティウスは「お互いが裏切りや不義を考えた」ということでお互いに一発ずつ殴り合い、そして謝罪をします。その光景を見て、人を思いやるさまに感動し、改心した王様は2人を釈放するのでした。
◆変身のねこ

◆元となったむかしばなし
変身
ある日、セールスマンのザムザは目が覚めると巨大な虫になっていました。時間になっても仕事場に現れないということで会社の上司、両親、妹はザムザの部屋の前に集まります。
なんとか事情を伝えようとザムザは自身の姿を見せますが、皆は変わり果てたザムザの姿を見て攻撃をしてきました。どうしようかと悩むザムザを置いて、周りは徐々にザムザを見捨てる方向に考えを固めていきます。
事あるごとに傷つけられ、最後を悟ったザムザは、このまま自分が消えた方が愛する家族のためと悟り、家族から受けた愛情を思い出しながら息絶えていくのでした。
著=ぱんだにあ/『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)
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