「サレ夫」の行動や心境を赤裸々に描いた『妻が鬼畜不倫、僕は復讐することにした』 ドラマのような壮絶な経験をしたガマ太郎さんが語る「復讐」への思いとは?

#くらし 
妻と不倫相手に誓約書を書かせるも、再度の不倫が発覚!

妻の不倫を知り、その衝撃の事実や妻の豹変ぶりに復讐を誓った「サレ夫」の気持ちをリアルにつづったコミックエッセイ『妻が鬼畜不倫、僕は復讐することにした』。2021年2月に電子書籍で発売され、レタスクラブWEBで試し読み連載が始まると歴代屈指のアクセス数を記録しました。その衝撃的なタイトルや画風も合わせ、多くの反響を呼んでいます。
そんな「サレ夫」のガマ太郎さんに特別インタビュー。当事者だからこそ語れる心境を話してくれました。

妻との仲は良好だったはずなのに…。妻のスマホで下着姿の写真を見つけて即行動!

妻のスマホには不倫相手との衝撃的な写真と会話が…

――SNSで評判になるくらい美人の奥さまとかわいい2人の娘さん。マイホームも建てて絵に描いたような幸せの日々から一転、「サレ夫」となり、その後、次々と明かされる事実に目が離せませんでした。この作品を発表しようと思ったきっかけを教えてください。

「騒動がすべて終わってから、最初はブログで経緯を書き始めました。妻が不倫したとき、どのような行動をとったらいいのか、どんな手続きをしたらいいのか、わからないことがたくさんあったので、同じような状況で悩んでいる人に少しでも伝えられたらと思ったんです」

『妻が鬼畜不倫、僕は復讐することにした』 

――反響はいかがでしたか?

「予想以上に読んでくださる人がいて正直びっくりしました。僕の行動や対応に対して共感してくれる人もいれば、『こうしたほうがよかったよ』と言ってくれる人もいて。特に男性からのコメントやダイレクトメッセージが多かったですね」

――スマホから不倫の証拠を見つけていますが、結婚してから何年後くらいのできごとだったのでしょう?

「6、7年後くらいでしょうか。妻はもともと地元の知り合いで、就職先がたまたま一緒でした。1年半ほど付き合って職場結婚したのですが、付き合っているときも結婚してからも、浮気なんて全く疑うこともなく、妻との関係も良好で、幸せな家庭を築いていたと思っていました」

仕事もプライベートも順調!のはずだったが…

――スマホから証拠を見つけてすぐ元奥さまに問い正し、不倫相手にも即電話しています。その相手は、素行に問題があって地元でも有名な方だったとか。普通はなかなか言い出せなかったり、少し泳がせてみたりするようにも思いますが、その行動力にはスカッとさえしました。元奥さまの豹変ぶりには驚きましたが…。

「それまで浮気を疑ったことも全くなかったし、もし疑うことがあっても『そんなはずない』と否定していたと思うんです。その分、浮気がはっきりわかったときはもう冷静じゃなかったんです。とにかく怒りが大きかったというか、躊躇することなく即行動に移すくらい感情的になっていたというか。とりあえず、全てを知りたかったんです。相手からも話を聞かないとはっきりしたことはわからないですし。もともと白黒はっきりつけたい性格なのもあったと思います」

浮気を問い正すと、妻は子供の前で豹変し…


愛する子供と自分自身のために誓った「地獄を見せてやる」。子供に対しては後悔も… 


――その後、家族会議の場で元奥さまに「次に浮気したら親権は夫が持ち、即離婚」という誓約書を書かせ、不倫相手とも直接会って誓約書を書かせ、別居生活を経て、夫婦は修復に努めることに。この時期、どんなことを感じながら生活していましたか?

「これについては、自分でも後悔していることが多いんです。もう少し子供のことを考えて行動すればよかったな、と。結局、子供のことよりも、復讐のほうに心血を注いでしまったんですよね。元妻とはお互い今までどおりに生活して、子供にも接していたつもりでしたが、些細なことで言い争いが起きたりして、子供も感じ取っていたと思います」

一度は修復を試みるも、些細なことからいさかいが増え、別居することに

――そんな中、同じ相手と不倫が続いていることが発覚。「地獄を見せてやる」というガマ太郎さんの言葉が印象的でした。

「ひと言でいうと、半分は子供のため、半分は自分のため、という気持ちですね。約束も守れない、ほかの大事なことを差し置いても男と遊んでしまう女性に子供を任せられないという気持ちと、あとは、『コケにされた』という気持ちです。元妻を信頼していた分、ショックでした」

妻と不倫相手に誓約書を書かせるも、再度の不倫が発覚!

――もう修復する気持ちはなく、子供と自分を守るために闘おうと?

「そうですね。最初に発覚したときはなんとかやり直そうと思っていましたが、再度発覚したときはもう修復する気はなかったです。離婚して、2人の娘の親権を取ろうと決めました」

人間不信に陥った時期も。早く気持ちを切り替えれば、その分早く新しい幸せも!


――いま振り返ってみて、なぜ元奥さまは不倫したと考えていますか? 例の不倫相手のほかに数人の男性とも交流があったようですが…。

「きちんと聞いていないので想像でしかないですが、元妻は20歳くらいで僕と結婚したので、遊んでいなかったのかな、と。自分が家事や育児で大変なときに、周りの友人は飲みに行ったり、SNSでも楽しそうだったりして。
いま冷静になって考えると、自分がよくなかったこともあったと思います。僕は自分の意見を通してしまうところがあるので、もう少し元妻のしたいことをやらせてあげたらよかったなとか、もう少しあっち側に寄り添ってあげればよかったな、とか。元妻の飲み会も『何時までに帰ってくる』とルールを作ったりしていたんですが、朝まで遊びたかったのかな、とか。後になって、そう思ったりします」

――この一連の経験を経て、何か得たこと、自分自身が変わったことなどはありますか?

「先ほど言ったように、僕はすぐ行動してしまうところがありましたが、けっこう冷静にものごとを見るようになりましたね。一歩引いて俯瞰で見られるようになったというか。
あの経験に比べれば、驚くこともあまりないです。身近な人には申し訳ないけれど、『100%人を信じるのはやめておこう』と思っている自分もいます。周囲にも『冷めてるね』といったことをときどき言われます」

妻を信じたいのに信じられなくなる自分に気づく

――そんなガマ太郎さんの次の作品を楽しみにしているファンも多いと思うのですが。

「また別の話をブログで書こうと思っています。ブログでメッセージをいただいた方と連絡を取ったりしているうち、僕と全く違うパターンの話に興味が湧いていて、描かせていただけたらな、と。いまはそういう方々に連絡して話を聞いたりしているところです。近日中にスタートできると思うので、楽しみにしていてください!
プライベートでは、いまの平穏な生活が続けばいいな、と思っています(笑)」

――それは楽しみです! 最後に、壮絶な不倫や浮気を経験した方や、いままさに同じような状況でがんばっていらっしゃる方にメッセージをお願いします!

「唯一決めているのは、もし僕がまた同じ経験をするとしたら、すぐに手を引くということ。いくら自分ががんばっても徒労に終わるようなこともあると知ったので、無駄な抵抗はしません。それよりも、早めに自分の気持ちを切り替えて、次の違うことに向かったほうがいいと思っています。早く切り替えれば、その分、新しい生活や幸せをつかめるかも知れないですから。話し合いやケンカは楽しいことではないですしね。渦中にいる当事者には第三者の言葉なんて聞こえないとも思いますが(笑)、僕はそんなふうに考えています」


取材・文=岡田知子(BLOOM)

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