「女の悩み」にズバリ回答!「ギャンブル好きの夫。どうしたら…?」
夫、子ども、ママ友、しゅうとめ……どこまでも尽きない女の悩み。一人で悩んでいないで相談してみませんか? 作家の桜木紫乃さんが皆さんの相談にお答えします。
【お悩み】
主人がギャンブル好きで悩んでいます。勝ったら行き、負けたら取り戻すために行く、の繰り返し。われながらどうしようもない夫だと思います。つい先日、消費者金融から督促が届きました。それで初めて、主人が借金までしていることを知りました。とりあえず貯金を崩し支払ったのですが……。今度またこのようなことがあったらと思うと、毎日不安でいっぱいです。私はどうしたらよいのでしょうか。(岡山県 コツコツ貯めたのに 39歳)
【桜木さんの回答】
勝ったら行き、負けたら取り戻すために行く。こういう男、一人知ってます。実父です。幼い頃から、ウチの母親は死ぬまで父の借金のために働くんだと思ってました。39歳、コツコツ貯めた金で夫のばくちの借金払い。女のかがみだけど、そこですっきり捨ててあげりゃあよかったと思うの。アナタはいちばんイケナイ解決方法を選んじゃった。こつこつ働くことを知っている男か、知らない男か、よぉくその目で見てみて。
手元にない金で打つばくちは病気なんです。誰かが払ってくれた段階で良心とかしゃくが一瞬挟まるんだけど、ちょっと時間を置くと体と心が「気持ち」に負けるんです。 出来心でやったばくちの負けじゃあなくて、はっきりと「ギャンブル好き」と書いてあるので、私もはっきり言います。
今後も肩代わりできないのなら、一度突き放してください。借金を払わせた女と一緒にいられる彼は、やさしいかもしれないけれど心の弱い男。それは、払ってしまう女の弱さそのものだと思うの。
【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
さくらぎしの/作家。北海道生まれ、在住。子ども2人を育てながら作品を発表。2013年、『ホテルローヤル』で直木賞を受賞。最新刊は『氷の轍』(小学館)。
イラスト(桜木さん似顔絵)=伊藤和人
あなたのお悩み、打ち明けてみませんか?
■相談はレタスクラブニュース「女の悩み」専用フォームでも受け付け中!
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細