「こども食堂」は子ども専用じゃないって知ってた⁉ 活動支援のために私たちができること【PR】
子どもだけじゃない!老若男女が集う地域交流の場に
「こども食堂」というと『様々な理由で支援が必要な子どもが行く場所』というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか?確かにそれは、大きな役割のひとつ。実際に子どもがひとりでも行けて、低料金もしくは無料で食べることができます。
でも、それだけではありません。「『こども食堂』は、子どもからお年寄りまで、誰でも来られる地域の居場所」と語るのは、こども食堂の活動を支援する認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの湯浅誠さん。

「人と人との関係が疎遠になっている今、こども食堂は多世代交流の拠点としても注目されています。例えば貧困には、経済的な貧困だけでなく、繋がりの貧困もあります。この繋がりの貧困こそ、経済的貧困以上に人にダメージを与えてしまうものなのです」
人とのふれあいで心も満たされる
中には子どものためだけの食堂もありますが、実は8割以上はみんなにオープンな食堂。誰でも気軽に入れるようにと、「みんなの食堂」や「地域食堂」という名称を使っているところも増えてきているんだとか。
「ワンオペ育児の母親が、子育ての悩みを相談しながら一息ついたり、一人暮らしの高齢者が『久しぶりに子どもの声を聞けた』と喜んだりなど、人とのふれあいを実感できる場にもなっています。特にコロナ禍で帰省が自粛される今、子どもや孫に会えない高齢者にとっては、地域の子どもと関わることは非常に大事な機会です」
「こども食堂」を通じて、癒されたり、気持ちに張りができたりなど、胃袋だけでなく心も満たされる場でもあるのです。

多世代交流から社会を生き抜く力を学ぶ子どもたち
あらゆる年代の人たちが集まることは、子どもにとっても大きなメリットがあるそう。
「子どもの頃から多種多様な人と関わることで、価値観が広がったり、人との適度な距離感を学ぶこともできます。人との間合いをうまく取れるスキルは、チーム作業を行ったり、今後ますます加速するであろうグローバル化した世の中を渡り歩くためにも不可欠なもの。将来的に社会生活を営むための大事な基礎力となります」
昔は当たり前のように、地域社会全体で子どもを見守り育てていたもの。その地域の繋がりが希薄になってきた今、こども食堂は人との関係性を育む場を提供しているともいえそうです。
コロナ禍で苦境に立たされるこども食堂
みんなの食堂である「こども食堂」。しかし、密を避けなければならないコロナ禍の今、その運営も苦境に立たされているといいます。
「不要不急の外食とみなされることもあり、通常の居場所型を開けているのは一割程度。あとは休業状態に追い込まれたり、食材配布などでなんとか繋がりを維持しているのが現状です。再開させるには、もちろん徹底した感染症対策が不可欠ですが、地域の人々の理解を得ることも急務だと考えています。また、物心ともに支援してくださるサポーターも重要です」
広がる支援の輪。個人でも手軽にできる支援とは?
そんな中、「こども食堂」支援に乗り出す企業も。明治は流通各社と協力して、商品の売り上げの一部を、全国のこども食堂へ寄付する取り組みを始めました。明治マーケティング本部長の中村高士さんは、その経緯について次のように語ります。

「ベースにあるのは、企業理念でもある『食を通じて人の心と体の健康に貢献したい』という想い。幅広い世代が集う子ども食堂を支援することで、子どもから大人までの健康課題に寄与できればと思っています。また、人との交流が希薄になった今、誰にでも開かれたこども食堂のように、地域の人々同士をつなぐ居場所は重要なものと考えます。『こども食堂』の活動支援を通して、地域コミュニティの活性化にも貢献したいとの考えから、地域活性化を支えるスーパーや小売業社と共に、この取り組みを行うことにしました」
賛同企業は全国の約190社。対象商品である「明治プロバイオティクスヨーグルト」を賛同企業から購入することで、その売り上げの一部が「全国こども食堂支援センター・むすびえ」を通じて、全国のこども食堂に寄付される仕組みです。個人で寄付したいと思っても、何をどこにしたらいいかわからないことも多いですが、いつものスーパーで買うだけなら、手軽に貢献できますよね。期間は8月31日まで。この機会に商品を買って、一緒にこども食堂を支援しませんか?
取材・文=酒詰明子
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