インクルーシブについて考える! 多様性を認め合う社会に必要なものがスポーツを通して見えてきた! 

#くらし 
個性的なメンバーが大集結したP&G「クリエイト インクルーシブ スポーツ」

「インクルーシブ」という言葉を、聞いたことがありますか?

インクルーシブとは直訳すると「包括的な」、「包み込む」という意味。障害の有無や性別、国籍の違いなどによって孤立したり、排除されたりすることなく、多様な価値観を持って誰もが豊かな人生を送れる社会を目指す。そんな取り組みが、今世界的に行われているんです。

そんな中、日本でも先日、スポーツを通して平等な機会とインクルーシブな世界の実現を掲げたイベントP&G「Create Inclusive Sports」が開催されました。

P&Gの熱血応援リーダー松岡修造さんがイベントナビゲーターとなり、元サッカー選手の本並健治さん、丸山桂里奈さん夫妻、セクシュアリティを公表しているなでしこリーグの下山田志帆選手、パラスポーツで活躍する日本代表の各選手、ほかタレントさんやお笑い芸人さんまで、総勢14名の多様なメンバーが集まって、インクルーシブな「新しいサッカー」を楽しむ実験的なイベントだったとのこと。

どんな内容だったのか、ちょっとのぞいてみましょう!

パラスポーツの卓越した技を体感!


メンバーが最初に体験したのは、上肢、下肢に切断障害を持った選手がプレーする「アンプティサッカー」。両手にクラッチ(松葉杖)を持って、片足のみでゴールを目指すのですが、これには世界でプレーしてきたプロたちも大苦戦!!

片足でプレーする「アンプティサッカー」。日本代表エンヒッキ選手の足さばきはさすが!

ボールを蹴るだけでもかなり難しいようです。クラッチをうまく使ってラスト10秒でシュートを決めたのは、アンプティサッカー日本代表のエンヒッキ選手! 相手チームをドリブルで颯爽と交わす華麗なプレーに、会場全員が目を奪われていました。

プレー時間はたったの4分でしたが、相当体力を消耗するようで、試合終了の合図とともに全員スタミナ切れ。お笑いタレント マテンロウのアントニーさんも「今までやったスポーツの中でいちばんつらかった。松葉杖だけで自分の体を支えるのがめちゃくちゃ難しい!! シュートなんてできないですよ…」と疲れきった様子で話しました。

ほかにもメンバーたちは、ヘッドホンをして耳が聞こえない状態で行う「デフサッカー」、アイマスクをして見えないボールを追いかける「目隠しサッカー」を体験。

アイマスクをして、声を頼りにボールを蹴ってゴールを決める「目隠しサッカー」。選手たちは鈴をつけてお互いの居場所を相手に知らせる

プレーを終えて、丸山桂里奈さんは「3つとも本当に難しかった。目隠しサッカーは1回もボールに触れなかった。こんなの私のサッカー人生で初めてです」と悔しそうに発言。本並建治さんも「人間が持っている全ての機能を使うという感じで、これまでのサッカーで使わなかったような感覚もいる。すごくいい機会になりました」とコメントしました。

ちなみに目隠しサッカーは周りの声や音を頼りに「耳で見る」という感覚が大切なんだそう。普段当たり前のように使っている視覚に頼らずに、耳を研ぎ澄まして空間をイメージすることがどれほど難しいことなのか…。想像してみると、体験したくなってきませんか?

自分たちで作ったルールでプレー! お互いを理解し、認め合うことが不可欠


続いては、参加者たちが自分たちでルールを決める「みんなでつくるインクルーシブサッカー」を体験。事前に有識者協力の元に作成したルール案の中から、チームごとにディスカッションして選択していきます。

さまざまなバックグラウンドを持つ人たちが、相手の個性を尊重しながら、全員が楽しめるルールはどれか、積極的に話し合いを行うメンバーたち。このディスカッションだけでもお互いの距離がぐっと縮まります。

新ルールを自分たちで決めるディスカッション。お互いを思いやりながら、ルールを決めていく

Aチームは、歩くようにゆっくり動けばボールチャンスがみんなに同じぐらいやってくる。けがする危険もないし、性別も身体的特徴もなく、みんなで楽しめるからという理由で「走るのは禁止! 歩いてプレーしよう」というルールを選択。

Bチームは、プレーしてる人も観戦してる人も、シンプルで分かりやすい新ルールということで「相手チームがゴールを入れたら、1分間プレーヤーを追加」をセレクトしました。

自分たちが決めたルールで実際にプレーをしてみると…メンバー全員が生き生きと楽しそう!! 障害の垣根を超えてパスを回すなど、抜群のチームワークを見せました。

今回のイベントナビゲーター松岡修造さんと解説の北澤豪さん

イベントナビゲーターを務めた松岡修造さんも「自分たちでクリエイトしたインクルーシブなゲームだからこそ、思いや気持ちが通じる。今回のイベントがそれを証明しています」と力説。個性あふれる多様な人々がお互いに協力しあい、一つになって競技に挑む姿はスポーツならではのもの。同じことを一緒に体験することは、「お互いを理解する」ことにもつながりやすいのかもしれません。

世界に比べて、ダイバーシティ(多様性)やインクルーシブに関する認識がまだまだ遅れている日本。多様性を理解し、そして認め合える。そんなインクルーシブな社会の実現には、まだまだ課題がたくさんあります。今回のようなイベントが、スポーツだけでなく、性別や国籍、セクシャルマイノリティの問題などについて改めて考えるきっかけになれば…少しずつ未来が変わっていくかもしれませんね。

文=齋藤久美子

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Information

▶P&G「Create Inclusive Sports」の詳細はこちらをチェック!

▶P&Gジャパン公式YouTubeでこのイベントのアーカイブ動画を公開中!


問い合わせ先▶P&Gジャパン合同会社 公式サイト:https://jp.pg.com/

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