考えが甘すぎ!生涯働けばいいと貯金をしない夫。老後がかなり不安です…【お悩み相談】

#くらし   

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。
■相談者プロフィール

由香子ママ(40歳女性)

主人との金銭感覚の違いに悩んでいる主婦です。老後を考えると不安でたまりません。

お悩み相談


40歳の主婦です。45歳の主人と、小学校2年生の長男、年長の娘の4人家族です。

主人には転職癖があり、結婚後も3回ほど転職を繰り返しているので、45歳と年齢こそ重ねておりますが、主人と同世代の男性よりも収入が少ないと思います。私は近所のカフェで昼間にパートをしており、私のパート代と主人のお給料を合わせてなんとか30万円に届くかどうかといったところです。

数年前に思い切って建売住宅を購入し、まだローンは30年以上返済が残っています。住宅購入時に貯金をかなりつぎ込んでしまったので、口座残高にそれほど余裕はありません。
もちろん生活費も毎月カツカツで、赤字になってしまう月さえあるほどです。

子どもが高学年になっていったら塾に通わせることも考えなくてはいけないのかと悩みます。また、子どもは小さなころから少年野球を続けています。チーム代はさほど高くはありませんが、成長に伴うユニフォーム代や、遠征費はそこそこ負担に…。ですが、子どもが自ら望んで打ち込んでいることなので可能な限り続けさせたいです。

このように、収入に余り余裕がない中、毎月通帳とにらめっこ状態なのですが、この切迫感がいまいち主人に伝わりません。「もっと貯金しないとヤバいと思う」と相談をしても、「俺が死ぬまで働き続ければいいじゃん」などと甘い答えが返ってきます。「誰がそんなおじいちゃんを雇うの。現実を見て」と話しても、「職さえ選ばずにいれば食うに困らないほど一生稼いでいける」と信じて疑わず、老後や教育費などを特段備えなくても大丈夫と言います。

本当にそうならいいのですが、いつまで健康でいられるかなんて分かりませんよね。病気をして働けない身体になってしまったら、その時点で主人の見通しは成り立ちません。

この金銭感覚の違いに、主人の考えの甘さにイライラしてたまりません。どうしたら現実を見てくれるのでしょうか。

明確に費用を設定してから夫と話し合いましょう


将来を見据えて貯蓄をしたい由香子ママさんと、将来を楽観視している夫との間に考え方の違いがあると、ストレスも溜まってしまいますよね。

では、どうやって夫に貯蓄の重要性を知ってもらえば良いでしょうか。夫を説得するためには、今後必要な費用を「いつまでに」「いくら」必要かを細かく伝えることが大切です。「あと3年のうちに●万円貯めないといけない。なぜなら上の子が高校に進学するのに塾代が必要だから」と具体的に伝え、今の貯蓄額と毎月貯金できている額を伝えて切迫している現実を具体的な数字に落とし込んで伝えるのがいいでしょう。

それで少しは貯蓄や節約に協力的になってくれればいいのですが、難しい場合はFPなどのお金の専門家から「今から貯蓄しないと老後の生活が厳しい」「ずっと健康でいられるとは限らない」ということを伝えてもらうのがいいかもしれません。妻の言うことは聞き流しても専門家に言われると素直に聞くタイプのご主人もいるので、もし由香子ママが伝えてもイマイチな場合は試してみてください。

■回答者プロフィール

karin

FP3級資格所持で、株や投資など金融記事を多数執筆。簡単にできる節約やポイ活が趣味。

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