おごるのが大好きな夫に強制せずに貯金できた方法/ミニマリスト、41歳で4000万円貯める(6)

#くらし 
夫の「おごり費」が気になる…

『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。』6回【全8回】


ミニマルに暮らすことで、自然とお金が貯まっていく。

お金の使い方は暮らしそのもの。知らず知らずのうちに膨らんでいるお金の使い方を、根本から変えるヒントを紹介してくれる『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。』。著者・森 秋子さんは、お金がなくて試行錯誤した経験から、ミニマルに暮らす心地よさに気づけました。

必要なのは、節約ではなく、本当に好きなものだけを買うこと。節約しなくてもお金が貯まる、ミニマリストが明かすシンプルな法則とは? 生活でものを減らすコツ、日々の家計の管理の工夫、避けては通れない、老後や子育て費用についてなど、ミニマルに豊かに暮らすための生活に役立つヒントを紹介します。

※本記事は森 秋子著の書籍『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。』から一部抜粋・編集しました

おごるのが大好きな夫に強制せずに貯金できた方法

 私の夫はおごるのが大好きなタイプです。それに私はイライラしていました。私は夫とはまったく逆のタイプで、おごったりおごられたりはどちらかといえばめんどう。おごってもらったからお返ししようとか、相手に負担になっていないかとか、あれこれ考えてしまうので、割り勘のほうが気楽です。だから、夫がおごるのは心底バカらしいと感じていたのです。

 家計について真面目に立て直そうと思ったときに、この夫の「おごり費」にビシッとメスを入れようと決めました。ところが「おごりすぎるのはムダ」という正論で追い詰めるほど「そんな話はくだらない」とケンカになるか「その話はもうしたくない」と逃走されるか、思いっきり嫌われました。
 このままでは家計どころか家族崩壊。私のアプローチの仕方が間違っていると思って、作戦をゼロから立て直すことに決めました。

 まずは夫の行動パターンを観察し、相手のことを知るところから始めます。夫はもともと宵越しの銭は持たない人。使い方も大胆なタイプです。かなり面倒見が良く、頼られるとめちゃくちゃ張り切ります。そしておごられる相手は百戦錬磨の甘えっ子気質で、小難しいことを考えないハッピー思考です。
 夫がおごっている相手には、年下でも年収が夫の倍以上ありそうな人もいます。観察してみると、おごりおごられる2人の関係は「お金」を超えたピュアな愛の関係でした。

 自分の年収をはるかに超えた人に、ちょっと無理しておごるとかナンセンスじゃない!?なんて冷めたことを考えている私はただの邪魔者。完全なる敗北を認めるしかありませんでした。

 とはいえ、「絶対使いすぎでしょ!」という不満をどう解消したらいいのか途方に暮れました。そこで私がとった戦術は、私も夫におごってもらう、というもの。「おごり費」を使いすぎているなというときには、問い詰めたりせずに、シンプルに夫を頼ってお金をねだりに行くことにしたのです。
 出かけるときに「2000円ちょうだい」とねだってみて最初は夫に怪しまれていましたが、それでもブレずにときどきねだり、くれるときには「やったー! 嬉しい」とか「お金大好き」と素直に喜びまくっていると、夫の財布がバンバンゆるみだしました。

【画像を見る】私がとった戦術は、私も夫におごってもらう、というもの


「勝って兜の緒を締めよ」と、それでも油断せずに私はことあるごとにねだり、くれないときは寂しそうにちょっとしゅんとして、くれたときには大喜びという単純明快な対応をしていったところ、どんどんお金をくれるようになってきて、今では何も言わなくても「あげるね」とお金をくれるようになりました。
 夫に臨時収入があると、夫婦の間で2万円とか現金がとびかう素敵な環境に変貌したのです。
 そして私はそのもらったお金を夫の定期預金に積み上げて鍵をかけて「おごり費」で過剰に流出した分を密かに回収し続けているのです。

 ここで肝心なのは、夫の「誰かにおごるのが大好き」という欲求を抑えつけないことです。夫の「おごり費」は、夫の必要経費として保護して、「夫のお金は夫のもの」という結界を守り、貯金ダムから流出しすぎていそうなときには「サクッと回収」する。これが、私の開拓した満足度の高い解決法です。

 貯金というと、節約することやお金を使わないことばかりに目が行きがちです。でも、現場は教科書どおりにいかないものです。
 私の方法は自分でもあきれるほどにクレイジーだと思います。
 けれどそれが抜群に効いています。

著=森 秋子/『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。』(KADOKAWA)

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