移動ゼロの仕組みで台所仕事を自動化させる/自動的に部屋が片づく 忙しい人専用収納プログラム(2)

#くらし   
考えずに体が動くキッチン

『自動的に部屋が片づく 忙しい人専用 収納プログラム』2話【全8話】


共働きでの子育てのため、かつては汚部屋住人だった著者の七尾亜紀子さん。子どもの頃から超がつくほどの片付け下手だったという七尾さんは、仕事の忙しさ、初めての育児もあって家事はついつい遅れがちに。買い物と収納のバランスも崩れ、いっときは開かずの間を作り上げたほどだったそうです。

そんな七尾さんが「脱・汚部屋」を実現することができたという「片付けをより具体的にイメージ化させる」という独自メソッド。それはご自身が営業職として培ってきた目標達成までの過程を、片付けにも応用するという気づきでした。カオスな汚部屋状態から少しずつ理想の部屋を作り上げ、今では「整理収納アドバイザー」として仕事をするまでに!

今回はそんな七尾さんの著書『自動的に部屋が片づく 忙しい人専用 収納プログラム』から、すぐ実践したくなるおすすめの収納アイデアの一部をご紹介!
キッチンやリビング、水周り部分など、家のあらゆる収納について、わかりやすい実践方法が満載です。

毎日忙しくてどうしても部屋が片付けられない!まず何から始めたらいいのかわからない!そんな方におすすめです。

※本作品は七尾亜紀子著の書籍『自動的に部屋が片づく 忙しい人専用 収納プログラム』から一部抜粋・編集しました

移動ゼロの仕組みで台所仕事を自動化させる

苦手だからこそラクにできる仕組みを作る

考えずに体が動くキッチン

考えずに体が動くキッチン
夫が単身赴任でワンオペ育児の我が家にとって、いかに家事の手間を軽減するかというのは超重要課題。私自身も面倒くさがりで家事も料理も苦手なので、とにかくラクな仕組み作りを心がけています。つい放置しがちになってしまう台所仕事を「どうやったら溜めずにこなせるかな?」と俯瞰で見るように意識しています。

(1)掃除ラク収納

苦手だからこそラクにできる仕組みを作る

ゴミ袋をワンアクションで取り出す

ゴミ袋をワンアクションで取り出す
私が面倒でやりたくない家事の一つがゴミ袋替え。少しでもラクにしようと、ゴミ箱のすぐ後ろに突っ張り棒でゴミ袋の収納を作っています。やり方は簡単。1本の突っ張り棒にゴミ袋を引っ掛けたら、その前にもう1本の棒をつけるだけ。手前の棒がストッパーの役目を果たしてくれるので、ゴミ袋がワンアクションで取り出せます。

(2)時短収納

お米は炊飯器のすぐ横に

お米は炊飯器のすぐ横に
お米も炊飯器の隣の引き出しに収納することで移動距離ゼロに。以前はコンロ下の引き出しに入れていましたが、いちいちそこまで歩くのが面倒だったので、場所を変えることでラクになりました。

(3)時短収納

食洗機の動線を考えた洗剤の場所

食洗機の動線を考えた洗剤の場所
食洗機用の洗剤は、食器棚下段の引き出しに収納。ここも食洗機から移動距離ゼロなので、一歩も動くことなく取り出せてラクちん。忙しい平日夜の家事の時短につながっています。

(4)時短収納

エプロンはさっと取れる位置に

エプロンはさっと取れる位置に
エプロンは食器棚の引き出し中段にダイソーのケースを入れて収納しています。キッチンの真ん中にあるため、わざわざ移動しなくてもすぐに取り出せて便利です。

著=七尾亜紀子/『自動的に部屋が片づく 忙しい人専用 収納プログラム』(KADOKAWA)

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